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ネットワークを利用したバーチャルもの作りの産業組織デザインに関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13224058
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関京都大学

研究代表者

赤岡 功  京都大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10025190)

研究分担者 菊谷 達弥  京都大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (80183789)
末松 千尋  京都大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (80335231)
日置 弘一郎  京都大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (70114022)
若林 直樹  京都大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (80242155)
松井 啓之  京都大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (90272682)
研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
キーワードものづくり / 中小企業 / ネットワーク / オンライン / ビジネスモデル / デジタルエコノミー
研究概要

本研究では、本格的なデジタルエコノミーの進展にともなう、工場の海外移転の急速な展開と、電子調達による企画部品などの海外調達の広まりの中で、日本の工業集積が直面している産業構造上の危機を、地域の工業集積がその分業構造とネットワーク利用の高度化の中でどのように対応し、どのような新たな産業創成のビジョンを形成しつつあるかについて学際的な研究を行った。
現在の日本において課題となっている「ものづくり」の危機は、標準化と規格化を進めた結果、本来トレードオフの関係にある品質の安定とコストの削減時に達成し、結果として単一製品を効率よく作る大量生産という「20世紀型ビジネスモデル」の行き詰まりによるものである。
平成13年度においては、空間的な広がりもあり、単独の企業だけではなく、ネットワークとして受注し、ネットワーク内での技術集積によって生産、さらにはオンライン上での設計、デザインなどのコラボレーションが進められている諏訪地域における企業調査、さらに、コンシューマと直接情報のやり取りを行いロボットを製作するプロセスの調査、分析。さらに中小企業への発注元となる大企業に関しては、京都を中心とする企業へのヒアリング調査を実施した。
これらの調査結果を踏まえ、ネットワーク上の様々な工業製品の使い手としての消費者がそれぞれの必要とする特注品を工業集積の技術者と結びついて協力しながらデザインし、最終的には、生産する新しい工業集積の利用を含めたネットワークものづくりについてのビジョンとビジネスモデルなど、新しい時代に対応した「ものづくり」の21世紀型のビジネスモデルについて検討を行った。

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 赤岡功: "グローバルでトータルなシステム改革と従業員を生かす経営"IEレビュー. 通巻224号. 6-10 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 若林直樹: "組織間ネットワークにおける埋め込みと信頼のマネジメント:自動車部品産業での外注品質管理活動における境界連結の制度的媒介の日英比較"『社会学 年報』(東北社会学会). No.30. 219-238 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 若林直樹, 田尾雅夫: "組織調査ガイドブック"有斐閣. 325 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2018-03-28  

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