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異種コンポーネントの統合に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13224082
研究種目

特定領域研究(C)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

高田 眞吾  慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (60273843)

研究期間 (年度) 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
キーワードコンポーネント / 統合 / ソフトウェア再利用
研究概要

近年,コンポーネントに基づいたソフトウェア開発が多くなってきている.ここで,コンポーネントを「インタフェースを通して何らかの機能を提供するような,独立したソフトウェアの部品」と定義する.この開発形態の狙いは,品質の高いコンポーネントを簡単に組み合わせる(統合する)ことにより,品質の高いソフトウェアを効率よく開発することである.しかし,課題が山積している.その中に,コンポーネントの異種性の問題がある.コンポーネントには,Enterprise JavaBeansやCOMなどの種々の仕様が存在する.異なる仕様のコンポーネント同士を統合しようとする場合,パラメータや返戻値などの形式だけではなく,呼び出し方自身が大きく異なり,簡単に行えない.
本研究では,分散された異種コンポーネントの統合を支援するツールを構築した.コンポーネントの種類としては,WWW, Enterprise JavaBeans, SOAPの三つの技術と関連するコンポーネントを対象とした.それぞれの種類のコンポーネントに対して,コンポーネントに関する情報を表すためのXMLのDTDを定義した.統合対象のコンポーネントはこのDTDに基づいてXMLでコンポーネント情報が記述されているとし,そのコンポーネント情報および作成するアプリケーションに関する情報に基づいてツールはアダプタを生成する.アダプタはプロクシとトランスレータの二つから構成される.プロクシは,各コンポーネントに対して一つ生成され,プラットフォームに応じた実際の呼び出しを行う.トランスレータは,プロクシを通して,アプリケーションとコンポーネントの関連付けを行う.また,必要な場合,トランスレータは簡単な型変換を行う.

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Nagura, T.Iijima, S.Takada, N.Doi: "Automated Adapter Generation for Gluing Heterogeneous External Components"Proceedings of 14th International Conference on Software & Systems Engineering and their Applications. 2. 1-8 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2018-03-28  

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