研究課題/領域番号 |
13301007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
直井 優 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (70011335)
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研究分担者 |
川端 亮 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (00214677)
吉川 徹 大阪大学, 人間科学研究科, 助教授 (90263194)
太郎丸 博 大阪大学, 人間科学研究科, 助教授 (60273570)
菅野 剛 日本大学, 文理学部, 専任講師 (10332751)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
46,410千円 (直接経費: 35,700千円、間接経費: 10,710千円)
2004年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2003年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2002年度: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2001年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 全国調査 / 情報技術(IT)革命 / 仕事の複雑性 / 自己指令性 / 環境の複雑性 / 脱物質主義 / Wellbeing / 国際比較 / 高齢社会 / 価値観 / 国際比較継続調査 / 情報通信技術(IT)革命 / 文化的・社会的・心理的影響 / 高齢化社会 / 権威主義 / 知的柔軟性 / 自己・指令性 |
研究概要 |
本調査研究は、情報格差やデジタル・デバイドという新たなタイプの格差を取り上げ、情報技術(IT)革命がもたらす文化的・社会的・心理的効果について学際的に明らかにすることを目指した。文化的側面については、ITの利用・普及にともなう価値観の変遷を主に取り上げた。社会的側面については、IT活用によるコミュニケーションやライフスタイルの変化、また情報格差やデジタル・デバイドについて、性別・年齢・地域・学歴・職業・収入といった社会階層間格差の視点から分析を進めた。心理的側面については、職業とパーソナリティの関連メカニズムにおけるIT利用の影響、自己指令性・知的柔軟性・権威主義の関連、高度情報化社会についての社会意識などを重視した。 以上の研究のため2001年度、2002年度、2004年度の3度にわたって「情報化社会に関する全国調査(JIS : the Japan Survey on Information Society)」を実施した。JIS調査の調査対象は、日本全国に居住する満20歳から満89歳(JIS2004のみ満79歳)までの男女個人で、抽出方法は層化2段無作為抽出法、抽出台帳は選挙人名簿を基本としている。調査方法は、JIS2002では個別面接法を、JIS2001およびJIS2004では個別面接法と留置法を併用した。各調査におけるサンプル数はJIS2001が1500、JIS2002およびJIS2004が2000であり、回収率はそれぞれ67.4%、62.8%、64.7%であった。 JIS調査の経緯と分析結果については、研究成果報告書のほか、『情報化社会に関する全国調査中間報告書』を刊行した。また、調査概要、調査票とJIS2002までのデータについては、「質問紙法にもとづく社会調査データベース(SRDQ)」(http://srdq.osaka-u.ac.jp/)においても公開している。
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