研究課題/領域番号 |
13301016
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
稲葉 伸道 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (70135276)
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研究分担者 |
羽賀 祥二 (鈴木 祥二(羽賀 祥二)) 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (30127120)
池内 敏 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (90240861)
古尾谷 知浩 名古屋大学, 文学研究科, 助教授 (70280609)
篠宮 雄二 名古屋大学, 文学研究科, 講師 (60293677)
秋山 晶則 名古屋大学, 附属図書館研究開発室, 助手 (40293691)
青山 幹哉 南山大学, 人文学部, 助教授 (20211691)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
35,490千円 (直接経費: 27,300千円、間接経費: 8,190千円)
2004年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2003年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2002年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2001年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
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キーワード | 真継家 / 地下官人 / 鋳物師 / 御蔵小舎人 / 伊勢例幣使 / 平田家 / 士族比長・閭長制 / 壬生家 / 真継家文書 / 平田家文書 / 狩野文庫所蔵壬生記録 / 愚紳 / 覚書帳 / 真継家文書整理 / 偽文書 / 年代測定 / 下橋家 / 押小路文書 / 壬生家文書 / 狩野亨吉蒐集文書 / 伊勢奉幣 / 日記 / 士族比長 / 浄福寺 |
研究概要 |
4年間の研究期間における研究成果は以下のとおりである。 (1)名古屋大学文学部所蔵真継家文書の翻刻。 翻刻史料は御蔵小舎人としての活動記録である日記、真継家の家伝、諸国鋳物師支配のための鋳物師一覧とでもいうべき覚書帳、明治維新期の下級官人の再編を示す「士族比長取扱」など、これまで翻刻されていない記録の翻刻を行った。その成果は本年度の研究成果報告書に掲載したが、翻刻作業のすべてを収録することができず、収録できなかった分については別の形で本年度中に公刊する予定である。 (2)前近代下級官人研究会 真継家文書の分析を中心に、主に真継家など近世の下級官人に関して様々な角度から検討する研究会を11回開催した。研究報告の内容は、真継家について真継家の日記の内容紹介、真継家の伊勢神宮例幣の変遷、幕末期の真継家の経済、真継家の相続から見た真継家の親族関係、地方における真継家の鋳物師支配の実態、真継家の鋳物師支配の近世史研究上の位置づけなど真継家に関する研究と、それ以外の下級官人全体に関する研究として、蔵人方出納平田家の親族関係を検討したもの、明治維新期における政府による下級官人の編成を示す士族比長制に関するもの、近世地下官人の知行所支配の実態研究、古代律令制下の官司の事務決済方式を分析したものなど様々である。これらの研究報告については一部を本年度の研究成果報告書に論文として掲載した。 (3)論文目録の作成 前近代における下級官人に関係する過去の論文目録を作成し、本年度の研究成果報告書に掲載した。採録にあたり直接下級官人に論究した論文以外に、公家・寺社に関する論文、鋳物師に関する論文も採録してある。後者は寺社に所属する職員を下級官人の範疇に入れたこと、および、真継家の鋳物師支配を考慮したためである。 (4)近世下級官人関係史料の蒐集
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