研究課題/領域番号 |
13301019
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
平勢 隆郎 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30144645)
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研究分担者 |
武田 時昌 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50179644)
岩井 茂樹 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (40167276)
宇佐見 文理 京都大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (70232808)
高見澤 磨 (高見沢 磨) 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70212016)
大木 康 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70185213)
橋本 秀美 東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (20323636)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
41,340千円 (直接経費: 31,800千円、間接経費: 9,540千円)
2004年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2003年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2002年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2001年度: 17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
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キーワード | 江戸・明・古代 / 伝統中国学 / 独自性 / 東アジア / 史記 / 三才図絵 / 科学思想 / 外国法 / 我国 / 江戸時代 / 伝統経学 / 明代清代小説 / 大明律 / 基本設計 / 明代・清代小説 |
研究概要 |
本学東洋文化研究所(上記の他橋本秀美・金児茂・山本和也)・同総合研究博物館(上記の他鵜坂智則)と京都大学人文科学研究所(上記の他守岡知彦)・同大学院文学研究科の教官が、複数の作業領域を作り、継続して検討を進めてきた。すでに二種のサーバーを作り上げた。いずれもトロン超漢字とリナックスを組み合わせたもので、一方は室内ランを構成し他方は所内ランを構成する。立ち上げたホームページなどを活用しつつ、今後も研究を発展させたい。 東アジアの日本・朝鮮・中国は、それぞれ江戸時代・李朝・清朝の強い影響をうけている。その影響を歴史的にどのように把握し、効果的に発信するかをわれわれは検討した。そのためシンポジウム等を開催し、討論を進め、論文を発表した。主題は「江戸・明・古代を考える」である。 「江戸」は江戸時代・李朝・清朝の時代を代表させ、かつ我が国を主軸に検討することを示す。「明」は、江戸時代・李朝・清朝に大きな影響を与えた時代であり、これなくしては、よきもあしきも議論することがかなわない。これで東アジア全体を視野にいれることを示す。「古代」は、東アジアにおいて共通して理想化された時代を考える。その理想と究明される実相とのへだたりが検討の要になった。研究の成果は雑誌『東洋文化』85号(特集「江戸・明・古代を考える」)および冊子『山中人饒舌注・上巻』などとして刊行。ホームページは、江戸時代の『左伝』・『史記』研究を紹介するページ、18紀前半に隆盛した明律研究と幕末の『海国図志』による西洋理解を紹介するページ、『警世通言』などの小説を読解するための基礎的工具書としての『三才図会』を紹介するページ、科学思想として『五行大義』『医心方』等の引用書データベースを公開するページなど。
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