研究課題/領域番号 |
13301027
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
高知尾 仁 (2004) 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (40092457)
梶 茂樹 (2001-2003) 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (10134751)
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研究分担者 |
石井 溥 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (90014513)
小田 淳一 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (10177230)
梶 茂樹 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (10134751)
永原 陽子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (90172551)
深澤 秀夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (10183922)
黒木 英充 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (20195580)
高知尾 仁 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (40092457)
バースカララーオ ペーリ 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (00272617)
内藤 雅雄 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (00014506)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
43,680千円 (直接経費: 33,600千円、間接経費: 10,080千円)
2004年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2003年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2002年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2001年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 多言語社会 / 多民族社会 / 国語 / 公用語 / 憲法 / データベース / 多言語 / 多民族 / 部族語 / 民族語 / アジア・アフリカ |
研究概要 |
本研究は、アジア・アフリカにおける多言語状況の変化と、その中での生活文化の動態を、学際的共同研究を通じて明らかにすることを目的としたものである。そこにおいては、言語学、文化人類学、歴史学等の諸分野の視点を相互に取り入れつつ、以下の諸点から研究を進めた。 (1)多言語状況データベースの構築。ケニア、ウガンダ、タンザニア、コンゴ、南アフリカ共和国、ナミビア、セネガル、カーボ・ベルデ、モロッコ、エジプト、フランス海外県のレユニオン島などのアフリカ諸国、フランス、ベルギー、イギリスなどのヨーロッパ諸国、中国、台湾、インドネシア、パラオ、ビルマ、インド、ネパール、シリア、トルコなどのアジア諸国について(おいて)、憲法やその他の法規における言語(多言語)の扱い、国会、官公庁等における使用言語、教育・放送での使用言語、国勢調査での母語・使用言語調査のありかた等の点について調査を行ないデータを収集した。 (2)多言語観の変遷の研究、および、フィールドにおける多言語状況と生活文化の動態を具体的に研究するため、上記の国々において(ついて)資料収集を含む調査・共同研究を実施し、事例研究を行った。それにより、それぞれの対象地域における多言語状況の具体的様相がその複雑性とともに明らかになるとともに、多言語化の要因には、移民、都市化、民主化、植民地化/征服・国家形成などがあることが、具体的状況とともに明らかになった。なお、適宜研究を開催し、情報交換、相互調整を行なった。 以上の成果として、多言語状況を分析する諸論文と多言語状況データベース構築用のデータ集の2部からなる報告書を刊行した。また「多言語状況データベース」をホームページに掲載した。 URL:http://www.aa.tufs.ac.jp/〜tagengo/
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