| 研究課題/領域番号 |
13304032
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(A)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
物性一般(含基礎論)
|
|---|
| 研究機関 | 高エネルギー加速器研究機構 |
|---|
研究代表者 |
新井 正敏 高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (30175955)
|
|---|
| 研究分担者 |
山田 和芳 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (70133923)
神木 正史 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (30004451)
池田 進 高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (80132679)
福永 俊晴 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (60142072)
三沢 正勝 新潟大学, 理学部, 教授 (80005941)
加倉井 和久 日本原子力研究所, 先端基礎研究センター, グループリーダー
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2001 – 2003
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
|
| 配分額 *注記 |
53,690千円 (直接経費: 41,300千円、間接経費: 12,390千円)
2003年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2002年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2001年度: 27,430千円 (直接経費: 21,100千円、間接経費: 6,330千円)
|
|---|
| キーワード | 日英協力 / パルス中性子 / ISIS施設 / MAPS分光器 |
|---|
| 研究概要 |
本研究の目的は、日英中性子散乱研究協力事業第二期計画(以下日英協力事業と称する)を進める上で、主に研究者の英国への派遣を司るものであった。また、同事業の実験経費等は特定領域研究(1〕「大強度パルス中性子による局所スピン・原子構造とそのダイナミックスの研究」(平成11年度〜15年度、代表:新井正敏、課題番号:11211101)によって成された。
日英協力事業は、我が国のパルス中性子実験施設KENS(高エネルギー加速器研究機構・物質構造科学研究所)の50倍もの中性子強度を有する世界最強のパルス中性子源であるラザフォード・アップルトン研究所ISIS施設を利用し、中性子散乱実験を行うものである。同事業は国内で不可能とされる高精度の中性子散乱実験による優れた成果を生み出すばかりでなく、物構研・中性子実験施設KENSの共同利用を補強する重要な事業である。すでに同事業で進めてきた英国ラザフォード・アプルトン研究所ISIS施設に建設中のMAPS分光器の完成を遂行し、MAPS分光器を主に利用すると共に、同分光器のカバーし得ない観測領域の測定には、適宜ISIS施設の他の分光器も利用する。本基盤研究では、これらの実験の目的でわが国からの研究者を英国に派遣し、中性子散乱実験により、広範なエネルギー・運動量空間に広がる動的構造因子を的確に観測することにより、物質の持つ機能、性質をミクロスコーピックの立場から解明するものである。本研究により、58件の実験が実施され、45件の論文発表が成された。また、派遣した研究者は、中期滞在者も含めのべ約90名であった。
|
