研究課題/領域番号 |
13304047
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
魚崎 浩平 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20133697)
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研究分担者 |
高草木 達 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助手 (30359484)
八木 一三 北海道大学, 大学院・理学研究科, 講師 (40292776)
近藤 敏啓 お茶の水女子大学, 理学部, 助教授 (70240629)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
50,570千円 (直接経費: 38,900千円、間接経費: 11,670千円)
2003年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2002年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2001年度: 40,040千円 (直接経費: 30,800千円、間接経費: 9,240千円)
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キーワード | 自己組織化単分子層 / 固体 / 溶液界面SFG / 表面和周波発生 / 可視光ポンプ-赤外吸収プローブ法 / 走査型プローブ顕微鏡 / 表面X線散乱法 / 水晶振動子マイクロバランス / 半導体ナノクラスター / 溶液界面 / SFG / 可視光ポンプ-SFGプローブ法 |
研究概要 |
動的構造追跡用表面和周波発生(SFG)システムの構築 (1)現有のピコ秒レーダーを基本とする表面和周波発生(SFG)分光システムに355nm(YAGの三倍波)の光を励起光とするポンプラインを増設し、〜20psの時間分解能での動的分子構造追跡システムを構築し、GaAs試料を用いてその物性を確認した。 (2)ブロードバンドSFGシステムの構築 より高度なシステムとして100fs程度のパルス幅のレーザーをベースとする現有の可視光ポンプー赤外吸収プローブシステムを改造し、ブロードバンドSFG測定システムを構築した。 SFG測定の固/液界面システムへの適用 上記システムを用いて以下の測定を行った。 (1)酸化チタン(TiO2)表面の親水化およびアルコール吸着過程の追跡 TiO2は光触媒試料として広く研究が行われており、また光照射に伴う親水化についても興味がもたれている。本研究では、ゾル-ゲル法により作製したTiO2薄膜が熱処理後の疎水性から光照射により親水性に変換される過程をSFGにより追跡し、分子論的性質を得た。また、吸着アルコールの構造についても検討した。 (2)半導体ナノクラスターのキャリアダイナミクス 半導体ナノクラスターはその特異な電子構造光学特性から興味を集めている。本研究では、ガラス中のCdSSeナノクラスターおよび逆ミセル中のCdSナノクラスターの光励起に伴い生成した電子および正孔のダイナミクスを可視光励起-赤外吸収プローブ法により直接追跡する事に成功した。 (3)電極表面の水の構造の決定 金属電極表面の水の構造は基礎、応用の両面から興味を持たれているが、手法の制限からほとんど検討されていなかった。本研究では、金薄膜電極を用いて表面の水の構造を電位の関数として測定する事に成功した。
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