研究課題/領域番号 |
13307035
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
深尾 立 筑波大, 臨床医学系, 教授 (50091921)
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研究分担者 |
高田 泰次 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (10272197)
中内 啓光 筑波大学, 基礎医学系, 教授 (40175485)
谷口 英樹 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (70292555)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
28,860千円 (直接経費: 22,200千円、間接経費: 6,660千円)
2002年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2001年度: 14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
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キーワード | 再生医学 / ES細胞 / 分化誘導 |
研究概要 |
単離した肝および膵細胞集団の中から多能性を持つ幹細胞を、FACS(fluorescence activated cell sorter)とモノクローナル抗体を用いた精度の高い細胞分離法により純化・回収し、それらの分化・増殖機構を解析するとともに操作技術を開発することを目的として研究を行った。肝再生誘導法の確立に関しては、既に確立していた肝幹/前細胞画分であるc-Kit-CD49f+CD29+CD45-TER119-細胞の分離技術をさらに進展させ、自己複製能をも有する多能性肝幹細胞であるc-Met+c-Kit-CD49f+/lowCD29+CD45-TER119-細胞の純化法を確立した。このc-Met+c-Kit-CD49f+/lowCD29+CD45-TER119-細胞が、肝細胞や胆管細胞だけではなく膵細胞や腸管上皮細胞への分化の可塑性をも有していることも明らかにした。今後、糖尿病治療への応用などの可能性を検討する。膵再生誘導法に関しては、膵前駆細胞のクローナルな培養系を検討し、今後膵幹細胞の同定・分離に用いることの可能な解析系を確立した。ES細胞の分化誘導に関しては、胚様体を介した肝細胞への分化誘導が可能であることを確認した。今後、肝臓へ内胚葉へ分化決定されたES細胞由来の細胞の分離を試みる。
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