研究課題/領域番号 |
13309005
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
吉田 伸之 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40092374)
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研究分担者 |
伊藤 毅 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20168355)
鈴木 博之 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011221)
近藤 和彦 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (90011387)
塚田 孝 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 教授 (60126125)
杉森 哲也 放送大学, 教養学部, 助教授 (20226468)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
53,820千円 (直接経費: 41,400千円、間接経費: 12,420千円)
2004年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2003年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2002年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2001年度: 16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
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キーワード | 伝統都市 / 社会=空間構造 / 分節構造 / 身分的周縁 / 市場社会 / 民衆世界 / 水辺の都市 / 宗教都市 / 身分的周線 / 近代移行期 / 首都 / 宗教的要素 / 商人 |
研究概要 |
本研究は現代都市の歴史的基層にある諸地域の個性的な伝統都市の形質を、特に社会=空間構造における分節的な特徴に着目して、その類型的な把握を試みたものである。2001〜2004年度に渡り当初の研究計画にほぼ即して共同研究に取り組み、以下のような研究成果をあげた。 1.伝統都市に関する基礎研究の推進。これらの諸成果は特に『年報都市史研究』10〜13号に集約した。 2.伝統都市に関する基礎史料の調査・収集。特に明治初期東京府関係の「順立帳」、近江坂本岡本家文書、飯田城下絵図資料、江戸の広場・橋梁・寺社関係史料などで顕著な成果をあげた。 3.海外における国際シンポジウムの主催。2001年度ドイツ・エアフルト市、2003年度連合王国・ケンブリッジ大学ニューホールカレッジ、2004年度イタリア・コルトナ市の3箇所においてそれぞれ独自のテーマを設定し、50〜80名程度の研究集会を開催し、伝統都市の比較史的考察に取り組んだ。 4.国内におけるシンポジウムの開催。2001年度は大阪市立大学において「伝統都市と身分的周縁」、2002年度は東京大学において「消費の社会=空間史」、2003年度は東京大学において「伝統都市の分節構造」、2004年度は東京大学において「東アジア古代都市論」の計4回のシンポジウムを持ち、50〜100名の参加を得て多大な成果をあげた。 5.このほか小シンポジウムを含む研究例会を毎年数回開催した。
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