研究課題/領域番号 |
13358010
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
環境影響評価(含放射線生物学)
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
小村 和久 金沢大学, 自然計測応用研究センター, 教授 (00110601)
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研究分担者 |
井上 睦夫 金沢大学, 自然計測応用研究センター, 助手 (60283090)
浜島 靖典 (濱島 靖典) 金沢大学, 自然計測応用研究センター, 助手 (60172970)
山本 政儀 金沢大学, 自然計測応用研究センター, 教授 (10121295)
中西 孝 金沢大学, 理学部, 教授 (00019499)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
51,090千円 (直接経費: 39,300千円、間接経費: 11,790千円)
2003年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2002年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2001年度: 42,770千円 (直接経費: 32,900千円、間接経費: 9,870千円)
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キーワード | 中性子 / 環境中性子 / 放射化 / γ線線計測 / Au-198 / モニタリング / 金 / 原爆線量評価 / DS02 / γ線計測 / 中性子計測 / 放射化法 / γ線 / 低レベル放射能測定 / 尾小屋 / 地下測定 |
研究概要 |
(1)本研究遂行にもっとも重要な極低バックグラウンドGe検出器の性能アップを目的に、プラスチック検出器による逆同時計数法適用のための基礎研究を実施した。ウイーンで開催の国際会で発表。Journal of Applied Radiation and Isotopes誌に論文掲載決定。 (2)放射化法による中性子計測法基礎研究のため、近畿大学の1ワット原子炉原子炉稼動時の中性子分布を測定。 (3)2001年開始の青森県六ヶ所村での中性子モニタリングを継続,成果を研究会で発表。 (4)極低バックグラウンドγ線計測による低レベル中性子評価関連の成果とともに論文として掲載。 (5)Cf-252中性子線源を用いて金を放射化、所有の10ゲ台ルマニウム検出器の効率を評価 (6)海中の中性子分布の深度深度分布測定のための最適条件を得るため、小木臨海実験所で3度水中照射実験を実施。 (7)獅子吼高原(海抜640m)と辰口(海抜約30m)で環境中性子の同時測を行った。環境放射能研究会(つくば2004.3)で発表 (8)海抜2100m地点で1年以上おいて中性子暴露した水試料の放射能測定を実施。 (9)原爆中性子による極低レベル誘導核種152Eu評価のための分析手法について検討した。中でも妨害が大きアクチニウムとの相互分離に充填重点をおいて研究し分析法を確立。 (10)前年度の測定で原爆中性子誘導放射性核種Eu-152の実測と理論計算値爆心から1.4kmまで一致することを報告。成果はサイエンス誌に投稿。原爆放射線被爆評価法DS02で発表。 (11)JCO事故の漏えい中性子誘導核種のうち、スプーン等のステンレス鋼中に生成したCo-60の論文がJ.Environmental Radioactivity誌に掲載決定。 放射化による低レベル中性子評価に関する基礎および応用研究で放射線影響協会より第3回放射線影響研究功績賞受賞。(2003.3)
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