研究課題/領域番号 |
13358016
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
清水 慶彦 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (00027111)
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研究分担者 |
岩田 博夫 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (30160120)
中村 達雄 京都大学, 再生医科学研究所, 助教授 (70227908)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
46,800千円 (直接経費: 36,000千円、間接経費: 10,800千円)
2003年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2002年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2001年度: 20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)
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キーワード | 気管 / 組織工学 / 神経 / 再生 / コラーゲン / 足場 / 細胞外マトリックス / マトリックス / 再生医学 / 自己幹細胞 / 胆管 / 神経再生 / 大腸 / 場の理論 / 再生医療 / 食道 |
研究概要 |
1.骨髄由来の自己間葉系幹細胞の臨床応用に用いて、その分化増殖のメカニズムと病変部位における効果が大型動物で判明した。 2.この自己組織再生誘導型バイオ人工臓器は 人工血管 人工神経 人工腸管 人工気管 人工内耳 人工喉頭 として欠損部位を形態的にも機能的に再生することが大型動物で確かめられた。 3.自己幹細胞による組織再構築のメカニズムとしては、組織再生の足場となる細胞外マトリックスの役割が重要であり、細胞の分化誘導をつかさどるsignal moleculeは局所における自己の分泌機能(この多くは誘走してくる白血球系の細胞による)が大きく関与している可能性が強く示唆された。 4.人体の全ての臓器が再生医学の手法で再構築できるわけではないが、末梢神経や結合織は、このin situ Tissue Engineeringの手法で再生させうることが確かめられた。 5.これらのうち人工気管、人工神経は大学の倫理委員会の審査を経て、2002年より既に患者に使用されて、良好な結果を得ている。
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