研究課題/領域番号 |
13410008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
印度哲学(含仏教学)
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研究機関 | 国際仏教学大学院大学 |
研究代表者 |
原 實 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (40011283)
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研究分担者 |
今西 順吉 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (70000594)
落合 俊典 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (10123431)
木村 清孝 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (40140355)
津田 眞一 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (60124301)
デュルト ユベール 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (20288070)
杉山 二郎 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (90000348)
平川 彰 国際仏教学大学院大学, 仏教学研究科, 教授 (70011244)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
14,200千円 (直接経費: 14,200千円)
2004年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2003年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2002年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2001年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | マヌの法典 / マハーバーラタ / ラーマーヤナ / マールカンデーヤ・プラーナ / ヴィシュヌ・プラーナ / 貞節 / 不貞 / 耶輸陀羅 / シーター / ヤショーダラー / 貞操疑惑 / 神明裁判 / 失明 / 前世記憶 / 母胎内 / 妻の義務 / 貞女 / 烈女 / 淫女 / 女の本姓 / 貞操の功徳 / 不貞の報い / 娘の義務 / 再婚 / 寡婦 / ラーヤ / 性転換 / 男尊女卑 / 神秘力 / プラーナ文献 / pati-vrata |
研究概要 |
平成13年度以来同16年迄の4年間、幸い科学研究費補助金の支給を受け、研究協力者の助言を得ながら研究を続行し得た成果を以下に報告する。 近時ジェンダー研究が盛んで本邦に於いても社会学者を中心に所謂「女性差別」「男女平等」を学問的に研究しようとする気運が昂まった。筆者はこの問題を自らが専攻する古代インドの文献に徴して学問的に研究しようと試み、方法論を筆者の専攻する文献学に取り、斯学の世界的リーダーとして令名の高かったロンドン大学のJ.Lisley博士の精神的支持を得てその研究に従事した。不幸にして同博士は昨年急逝したが、同種の研究に従事する「ギリシャの女たち」の著者桜井万里子氏(東大教授)やタイ国の法制史を研究し比丘尼の生活規範を纏め上げた石井米雄氏(文化功労者、京大名誉教授)の助言を得ながら同学のインド古典研究者、仏教学者を研究協力者として研究を進めた。 ここに提示するものは過去四年間に亘って研究代表者が発表したもの中心に同類の「女性」に関する過去の研究を一括したものである。その結果分量が大部となり、従って研究協力者の論文は今回見合わせざるを得ず、それらは別の機会に発表する事とした。 古代インドの「貞女」「烈女」「淫女」の諸相、「妻」「娘」の地位を中心に「男尊女卑」の系譜を辿ると共に、「貞節」「不倫」の諸問題を系統的に文献に徴して整理したものである。
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