研究課題/領域番号 |
13410087
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
鈴木 陽子 早稲田大学, 文学部, 教授 (30120918)
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研究分担者 |
関戸 英紀 横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (50293163)
天野 栄一 流通経済大学, 社会学部, 助教授 (10231987)
大西 哲 流通経済大学, 社会学部, 教授 (10203861)
鶴岡 大輔 早稲田大学, 文学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 14,300千円)
2002年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
2001年度: 9,100千円 (直接経費: 9,100千円)
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キーワード | NPO法人JAHED / 経常費補助金 / 特殊教育学 / 学生部 / 民主々義 / インクルシブ・エデュケーション / NPO法人「日本障害者高等教育支援センター / 第2回研究・交流・研修大会 / 第2回交流・懇談会 / 調査結果報告(私大補助金) / 大会報告レポート送付 / JAHED NEWS / 米国のAHEAD年次大会 / アイルランドのAHEAD / ミュンヘン大特殊教育学部長 / 国立の障害学生援助機関 / 東南アジアの福祉サイドからの調査 / 米国ギャローデット大学 / NPO法人「日本障害者高等教育支援センター」 / 我国高等教育におけるインクルージョン施策 |
研究概要 |
1980年代よりはじめた研究だったが、政争に利用されたり、単に邪魔されたりすることが多く、10数年間、まともに研究活動ができない状態だった。しかし最近になって世の中が落ちついてきたのか、外部の方々の助力もあり、再度挑戦できそうだと思えるようになり、以前の仲間達と共に再開したが、思いの外順調に進んだ。イギリス・ドイツ・スェーデン・アメリカ等の関係機関・大学等と再度連絡をとったり訪問したりする一方、NPO法人「日本障害者高等教育支援センター(JAHED)」を立ち上げ、研究・交流・研修大会、交流・懇談会等を共催しながら資料収集を行った。共済事業団の御協力も得ながら、経常費補助金使用状況調査等も、実質的に行なうことができ、一応我が国の現状は明確になった。しかし世界の先端は思いのほか進んでいて、障害学生部の一般学生部への統合(米)特殊教育分野の古くから厂史のあるヨーロッパ諸国では、特殊教育学の発展にともなう障害学生支援の発展には目をみはるものがあった。また海外の関係者と話し合うと、最近は哲学的に、自由・人権そして民主々義の発展について話が進むことがあり、インクルシブ・エデュケーションもその発展の過程で育まれてきた世界的な方向なのだと思えるようになり、日本もその方向を歩まねばと思わされている。
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