研究課題/領域番号 |
13440011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代数学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
坂内 英一 九州大学, 大学院・数理学研究院, 教授 (10011652)
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研究分担者 |
宗政 昭弘 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (50219862)
坂内 悦子 九州大学, 大学院・数理学研究院, 助教授 (00253394)
伊藤 達郎 金沢大学, 理学部, 教授 (90015909)
鈴木 寛 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (10135767)
小池 正夫 九州大学, 大学院・数理学研究院, 教授 (20022733)
原田 昌晃 山形大学, 理学部, 教授 (90292408)
小関 道夫 山形大学, 理学部, 教授 (90087073)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
11,100千円 (直接経費: 11,100千円)
2003年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
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キーワード | 代数的組合せ論 / アソシエーションスチーム / ラマンジャングラフ / コード / デザイン / 球面デザイン / 格子 / モジュラー形式 / アソシエーションスキーム / kissing number / tight design / グラスマン空間 / 指標表 / tight designs / spherical design |
研究概要 |
この科研費のひとつの目的は研究集会の講演者旅費の援助などを通じて、日本の代数的組合せ論の発展に広く寄与することであった。平成13-15年度は、第18,19,20回代数的組合せ論シンポジウム(於、千葉大、熊本九北大)、京大数理解析研における3回の研究集会「代数的組合せ論」、浜松における3回の保型形式関連分野シンポジウム(責任者:伊吹山.坂内、斎藤、宮本)、平成14年11月の山形のシンポジウム、平成15年11月の福岡における国際会議EACAC2(責任者坂内),などを支援した。 日本の代数的組合せ論は順調な進展を持続している。また、成果は距離正則グラフとアソシエーションスキーム、コード、デザイン、格子、モジュラー形式など多岐にわたる。研究代表者のこの期間の成果は、(i)可換アソシエーションスキームの指標表とラマヌジャングラフ・(ii)コード・格子・モジュラー形式の間の関連性、(iii)球面上のtight4-,5-,7-デザインの研究(坂内-宗政-Venkov),(iv)グラスマン空間上のtight designs/codesの研究(Bachoc-Bannai-Coulangeon),などの研究に加えて、ユークリッド空間上のデザインについての研究に力を注いだ。坂内悦子との共同研究として、ウエイト定数のtight 4-Euclidean designsの分類、 Gaussian tight 4-designsの分類、2つの同心球上のoptimal tight 4-designsの分類を行い、さちに一般の場合の分類問題に挑戦中である。なお、Oleg Musinの画期的な結果:4次元kissing numberの決定、の検証にも田上真とともに取り組み、その完成の手助けにも参加した。
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