研究課題/領域番号 |
13440182
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 岡崎国立共同研究機構 |
研究代表者 |
中村 宏樹 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (10010935)
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研究分担者 |
MIL'NIKOV Gennady V. 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 助手 (00370130)
朱 超原 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 助手 (30270466)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
14,000千円 (直接経費: 14,000千円)
2003年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2001年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
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キーワード | 非断熱遷移 / Zhu-Nakamura理論 / 反応動力学 / 半古典力学 / レーザー制御 / Landau-Zener公式 / 多次元トンネル / Mil'nikov-Nakamura理論 / Landau-Zener理論 / Trajectory Surface Hopping法 / 化学反応 |
研究概要 |
3次元反応系DH_2^+ を用いて、古典軌道ホップ(TSH)法にZhu-Nakamura理論を組込んだ計算を行い、Landau-Zener公式に比べて遥に優れていることを実証した。円錐交差型及び非断熱トンネル型に対する同様の研究を行い、一般多次元系に適用出来る様にコードを一般化している。また、DH_2^+及び0(^1D)HCl系の厳密な量子動力学計算を行いメカニズムを解明した。 更に、レーザー制御との関係で位相を含めてZhu-Nakamura理論を組込んだ半古典力学的理論を構築している。これは反応動力学解明にも有効に活用出来る。 また、有効な多次元トンネル理論をエネルギー分裂と準安定状態の崩壊に対して確立した。量子化学者との協力によりマロアルデヒドに対して決定版と言える答を得ることに成功した。
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