研究分担者 |
山田 健人 慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (60230463)
鈴木 哲也 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (10286635)
岡 浩太郎 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (10276412)
片平 和俊 理化学研究所, 研究員
西野 創一郎 (西野 創一朗) 茨城大学, 工学部, 講師 (00272112)
木村 綾子 慶應義塾大学, 理工学部, 助手 (30327689)
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研究概要 |
(1)腐食,摩耗,応力負荷のもとでのバイオマテリアルの劣化挙動の観察:昨年度試作した,腐食/摩耗/疲労試験システムを利用して本年度は,金属系バイオマテリアルの評価実験を行った.実験結果を基礎として,バイオマテリアルとして実用するために必要となる力学的特性について明確にした. (2)ELID法によるチタン系合金の表面研削手法の確率:昨年度は,砥石や研削条件を適切に選択することにより,チタン系合金の表面鏡面仕上げがELID研削により成し遂げられる可能性を見いだした.本年度はそれを基礎として実際に鏡面仕上げの実現を試みた. (3)チタン系合金の表面改質:昨年度までは,PVD法やマグネトロンスパッタリングによりチタン合金の表面改質を行った.本年度は新しい手法として,ELID研削を表面改質手法として導入することとした.具体的にはELID研削により表面仕上げを施した試験片の,腐食,摩耗,疲労特性を評価し,研削条件と表面改質効果の関係を明らかにした.
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