研究課題/領域番号 |
13450106
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
渡辺 富夫 (渡邉 富夫) 岡山県立大学, 情報工学部, 教授 (30167150)
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研究分担者 |
神代 充 岡山県立大学, 情報工学部, 助教授 (30314967)
山本 倫也 岡山県立大学, 情報工学部, 助手 (60347606)
大久保 雅史 岡山県立大学, 情報工学部, 助教授 (10233074)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
2004年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2003年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2001年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | ヒューマンインタフェース / ヒューマンインタラクション / 身体的コミュニケーション / 身体的インタラクション / コミュニケーション支援 / 身体性 / 身体性メディア / ロボット / 身体性コミュニケーション / 身体性インタラクション |
研究概要 |
うなずきや身振りなどの身体リズムの引き込みに着目し、発話音声に基づいて聞き手及び話し手として身体全体で応答・反応するインタラクションロボットInterRobot及びCGキャラクタInterActorによるコミュニケーション支援システムを次世代ヒューマンインタフェース設計の観点から研究開発した。既に身体的コミュニケーションシステムの基本システムを開発し、身体的コミュニケーション技術の基盤を確立している。開発したシステムは、各種イベント等の多くの場で公開、テストを繰り返しており、現在、日本科学未来館等に常設展示され、研究成果が公開されている。身体的コミュニケーション効果を理論としてだけでなく、デモンストレーションシステムとして体験できる形で実証している。本システムは、乳幼児からの言語獲得に不可欠な身体リズムの引き込みに基づくコミュニケーション支援システムで、人と人を繋ぎ、思いを伝え合う身体的コミュニケーションの解明に構成論的にアプローチできる有力なツールである。一方、何事にも光と影があるように、本システムは、サブリミナル効果とは遙かに次元を異にする情報伝達効果が得られるだけに、その点は十分に見分けて、成果を早く公開して周知させることで、身体的コミュニケーションの不思議さ・素晴らしさに感動し、コミュニケーションを楽しくする、夢のある技術開発を目指して研究を進めている。 これらの成果に対して、「2002、2004、2005年ヒューマンインタフェース学会論文賞」、「IEEE RO-MAN 2003 Best Paper Award」等を受賞した。
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