研究課題/領域番号 |
13450164
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
システム工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
薦田 憲久 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (90234898)
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研究分担者 |
一階 良知 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助手 (40273578)
大川 剛直 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (30223738)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
2002年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | サプライチェーン / RF-IDタグ / 自律分散 / データキャリア / Bluetooth / 無線通信 / 物品管理 / ロジスティクス / RF-ID / シミュレーション / モデリング / スループット / 在庫管理 |
研究概要 |
サプライチェーンを管理する際に最も問題となるのは、チェーンを流れる製品の現在状況を把握することが困難なことである。このため、顧客からの需要を満たすためには適正よりも過剰の在庫を用意しておく必要があり、それが余分なコストとしてかかることになる。インターネットの発達による世界規模での輸送が行なわれるようになるにつれ、このコストは増大する傾向にある。 そこでRF-IDタグをサプライチェーン上の製品に添付することで、製造・配送中の製品を効率的に管理するための、データキャリア型サプライチェーン物品管理方式を提案した。従来の基本業務を、分散してデータを保持するデータキャリア型のシステム上に実現するため、それぞれの計算機が自律的にデータの送受信を行う機能を実装した。さらには、これらの機能を備えた、RF-IDタグのリード/ライト機能を備えたプロトタイプシステムの開発を行い、RF-IDタグを備えた物品の情報をサプライチェーン上で適切に管理して物品を流すことが可能であることを確認した。 一方で、RF-IDタグと同様に非接触でデータの交換ができ、読み取り距離がRF-IDタグよりも長いBluetoothにも着目し、Bluetoothでデータ送受信を行う基盤技術の実装を行った。Bluetooth端末の配置や受送信データの管理を行うツールを開発するとともに、Bluetootを備えたモバイル端末が通信エリアに移動した時に自動的にBluetoothを介してデータ送受信を行う情報システムの開発を行った。
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