研究課題/領域番号 |
13450252
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
西村 征一郎 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (50093357)
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研究分担者 |
石田 潤一郎 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (80151372)
竹内 次男 京都工芸繊維大学, 美術工芸資料館, 教授 (30069827)
中川 理 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (60212081)
松隈 洋 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助教授 (80324721)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 建築と写真 / 建築家と建築写真 / 建築写真の選択 / 建築の再生と継続 / 村野藤吾と1940年代 / 建築家と建築写真家 / 村野藤吾 / 村野藤吾の初期作品 / 建築の再生と継承 / 村野藤吾の設計研究会 / 第4回村野藤吾建築設計図展 / 村野藤吾建築設計図展カタログ4 / 大阪そごう / 有楽町そごう / 第13回村野藤吾建築設計図展 / 村野藤吾建築設計図展カタログ3 |
研究概要 |
1.設計図資料の分析 平成11年度、12年度、13年度、14年度、15年度に引き続き平成16年度も厖大な預託資料の整理・分析をおこなった。本学O.B.、研究室学生達の協力により目標を達成したが、次年度も継続が必要である。 2.村野藤吾の設計研究会 研究会は、本年2月19日で39回を数える。主査は西村征一郎委員から竹内次男委員に変更したが研究会の基本路線は従来どおりである。第39回研究会では、(1)次回(第7回)の図面展のテーマについて、(2)大阪そごうの遺品についてで、特に(2)に関して後日(2月25日)大平委員、西村委員がそごう関係者、竹中工務店関係者と協議を行った。 3.資料収集 大阪そごうの遺品として、らせん階段手摺の一部、玄関天井モザイク画、旧エレベータ扉絵、装飾ガラス等が候補に上がっている。又、村野羨氏(残念ながら本年3月3日亡くなられた)と座談会においても念願の資料の存在を確認した。 4.展覧会 平成16年11月27日〜12月26日に第6回の村野藤吾建築設計図展を開催。テーマは「村野藤吾の1940年代」-知られざる作品を通じて-である。「あるぜんちな丸」等の艤装、「叡山ホテル」、「工場」、「大丸大津店」、「住宅」等々、あまり社会の記憶に残らなかった作品を図面を中心に、図面からの読み取りも難解であった模型を展示。 5.シンポジウム 11月27日(土)には第6回となる関連シンポジウムを開催。基調講演は建築史家・西日本工業大学教授の福田晴虔氏。「戦争と建築-建築家はいかに生きてきたか」をテーマに、太田隆信氏(建築家・坂倉建築研究所代表取締役・大阪芸術大学教授)、石田潤一郎(本学教授)、福田晴虔氏(前揚)が西村征一郎(本学教授)の司会で活発な意見が交わされた。
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