研究課題/領域番号 |
13460086
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中坊 徹次 京都大学, 総合博物館, 教授 (20164270)
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研究分担者 |
山本 圭介 水産総合研究センター, 西海区水産研究所, 独立行政法人職員
堀川 博史 水産総合研究センター, 西海区水産研究所, 独立行政法人研究部長
中山 耕至 京都大学, 農学研究科, 助手 (50324661)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
2003年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2002年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2001年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 魚類相 / メバル属 / マエソ属 / カマス属 / 新種 / アオメエソ類 / メジナ類 / ウマズラハギ類 / 分類 / イボダイ類 / メバル / ウケクチメバル / メジナ / マエソ / ウマズラハギ / 分子遺伝 / 形態 / タチウオ / オキナワオオタチ / テンジクタチ / ミトコンドリア / 核DNA |
研究概要 |
1)日本近海の魚類相の分析;東シナ海及びその隣接海域の魚類の分類学的研究の基礎として、日本近海の魚類相の特徴が17型に分けられることを明らかにした。 2)メバル属魚類の分類学的研究;浅海岩礁での漁業対象種であるメバルは従来から3つの色彩変異型が知られていたが、それらの生物学的な意味は未研究であった。これらのメバル3色彩型を形態学と分子遺伝学を用いて分析した結果、それぞれが生物学的に独立した種であることが判明した。メバル属ではやや深海に棲むウケクチメバルの2色彩型についても、メバル3色彩型と同様に研究を行った結果、それぞれが生物学的に独立した種であることが判明した。 3)マエソ属魚類の分類学的研究;大陸棚砂泥底に生息するマエソ属魚類は漁業対象でありながら、種の分類が混乱していた。これらのうちマエソと呼ばれる種の分類が特に混乱していた。マエソ属魚類はインド・西太平洋域に広く分布しているので、日本近海を含むこれらの海域から得られた標本を入手し、形態を比較し、過去の文献を渉猟して分類学的研究を行った。その結果、マエソと呼ばれる種は2種であり、ひとつは新種であることが判明した。この論文は現在、学術雑誌に投稿中である。 4)カマス属魚類の分類学的研究;カマス属のうち、アカカマスと呼ばれる種は最も美味であるが、分類が混乱し、複数種が含まれていることが示唆されていた。これらを詳細に検討した結果、3種であることがわかり、そのうち1種は新種であることが判明した。これも投稿中である。 5)その他の魚類の分類学的研究;上の他、アオメエソ類、メジナ類、エボシダイ類、ウマズラハギ類、トラギス類について、分類学的研究を行った。これらは3編の論文が公表され、2編が投稿中である。
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