研究課題/領域番号 |
13460100
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
佐藤 誠 熊本大学, 法学部, 教授 (80123800)
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研究分担者 |
徳野 貞雄 熊本大学, 文学部, 教授 (40197877)
丸山 定巳 熊本大学, 文学部, 教授 (00039968)
山中 守 熊本大学, 教育学部, 教授 (70140952)
岩岡 中正 熊本大学, 法学部, 教授 (70136711)
吉田 勇 熊本大学, 法学部, 教授 (50037074)
内田 和実 (財)九州経済調査協会, 主任研究員
秋吉 貴雄 熊本大学, 法学部, 助教授 (50332862)
山本 嘉人 独立行政法人農業技術研究機構, 農業研究センター, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2002年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | ツーリズム / 中国の旅游 / コモンズ / グリーンライフ / ダーチャ / ライフスタイル起業 / アメニティ・ムーバー / アクセス権 / 農林地保全 / 農林地の多角利用 / グリーン・ホリデー / 入会権 / 公共政策 / 阿蘇 / 草原 / 景観 / NPO / 農林地 / 入会地 / ボランティア / グラウンドワーク / グリーンツーリズム |
研究概要 |
グローバル時代の農林地保全とツーリズム産業やライフスタイル起業との関わりについて、日本各地の現状分析と政策提言を行った。その際、対比する形で欧米・ロシア・中国での動向を実証的に調査・分析した。 第一に、「暮らしと出会うツーリズム」で「観光」概念をその下位概念とする「ツーリズム」範疇を理論的に明確にし、「観光立国」ではなくて「ツーリズム立国」を政策提言した。 関連して、中国における90年代のツーリズム政策とその成果とについて総括した。 第二に、「コモンズとしての農林地」視点から、市民参加による阿蘇の草原再生事業、企業の環境経営とコモンズの維持との両立可能性、グリーンライフの里づくり、魅力の田園を活かす共生・対流プロジェクトなど国内状況を総括した。また、ロシアの現地調査でコテージ付き自家菜園の政策と現状とを日本で最初の本格的調査結果を纏めた。 第三に、ライフスタイル起業と地域再生を論じた。景観やアメニティとツーリズム、田園移住による地域づくりの現状、農村テレワークの可能性などを調査・分析すると共に、欧米における90年代のアメニティ・ムーバーとライフスタイル起業を紹介した。 本研究の成果は、阿蘇におけるきわめて実践的課題への取り組みドキュメントでもある。 WTOやFTAと関連して、海外での取り組み調査結果はきわめて示唆に富む。
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