研究課題/領域番号 |
13470028
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
|
研究機関 | 東北大学 (2002) 久留米大学 (2001) |
研究代表者 |
竹島 浩 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70212024)
|
研究分担者 |
伊藤 公一 久留米大学, 分子生命科学研究所, 助手 (50330874)
|
研究期間 (年度) |
2001 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
12,600千円 (直接経費: 12,600千円)
2002年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
2001年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
|
キーワード | リアノジン受容体 / ジャンクトフィリン / 細胞内カルシウムストア / カルシウム放出 / 結合膜構造 / Ca^<2+>ストア / 興奮収縮連関 / Ca^<2+>チャネル / 三つ組構造 |
研究概要 |
興奮性細胞での脱分極の電気シグナルからCa2+シグナルへの変換反応では、表層膜上の電位依存性Ca2+チャネルと細胞内ストア膜上の放出Ca2+チャネル(リアノジン受容体)の機能共役による活性化が普遍的に観察され、両分子の機能的共役が極めて重要である。研究代表者のグループでは興奮性細胞の細胞内Ca2+ストアの構造と機能に関する研究を手掛けており、リアノジン受容体とジャンクトフィリン(細胞表層膜とCa2+ストアの近接構造を形成するタンパク質)の分子生物学的な実験を遂行している。本研究では興奮性細胞の細胞内ストアの構造とCa2+放出機構の制御を包括的に理解するために、(i)リアノジン受容体のチャネル活性の生理的機能、(ii)ジャンクトフィリンの生理機能、(iii)ストア膜の構成タンパク質の新規同定とその機能、に着目した研究を遂行した。主要な成果としては、リアノジン受容体の中枢系での記憶学習への寄与、ジャンクトフィリンの中枢系での運動協調性への寄与を明らかにするとともに、ミツグミン53と命名した新規タンパク質の同定したことが特記される。
|