研究課題/領域番号 |
13470082
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
川上 憲人 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (90177650)
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研究分担者 |
大津 忠弘 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (10325087)
津田 敏秀 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (20231433)
堤 明純 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (10289366)
尾崎 紀夫 名古屋大学, 大学院・医学研究科, 教授 (40281480)
高尾 総司 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (50335626)
三野 善央 大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (80181965)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
13,500千円 (直接経費: 13,500千円)
2003年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2002年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
2001年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
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キーワード | 精神科疫学 / 構造化面接 / コンピュータ支援面接 / 遺伝マーカー / 社会疫学 |
研究概要 |
平成13〜14年度には、調査票日本語版の訳語の確認と本調査用面接用プログラム(CAPI)の準備、面接員トレーニングの実施、データの収集とクリーニングを行った。岡山市住民から無作為に抽出したサンプル(1607名)に対して調査依頼し、27名の面接員が最終的に925名に面接を実施した(転居、死亡など調査対象外の者を除く回収率66%)。岡山市におけるDSM-IVおよびICD-10診断基準による主要な精神障害の有病率では、大うつ病(うつ病)、特定の恐怖症、アルコール乱用が比較的多く、うつ病(DSM-IV大うつ病、ICD-10うつ病エピソード)はこれまでに7〜8%の者が、過去12ヶ月間に2.5-2.6%の者がこれを経験していた。平成15年7月3〜10日には世界精神保健調査研究者会議(フランス)に出席し、面接調査データの予備的な解析結果を報告し、解析計画について専門家のレビューを受けるとともに、研究打ち合わせを行った。 平成15年度には、上記面接調査への回答者から精神障害該当者及び非該当者(1/3の確率で選ばれた者)からそれぞれ採血および生理心理学的調査の対象者合計260名を選び、調査への参加を依頼し、同意した者について採血と生理心理学的測定を実施した。この調査は岡山大学医学部ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理審査委員会で承認された手続きにより書面で同意を得た上で実施された。全血サンプルは一時岡山大学に凍結保存した後、藤田保健衛生大に搬送され、遺伝マーカーの測定を行った。精神障害および自殺行動に影響する社会心理的要因の解析、社会機能およびQOLを含む社会心理的要因の解析、職業性因子の解析を実施した。また遺伝マーカーおよび生理学的要因と精神障害との関連性を解析した。
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