研究課題/領域番号 |
13470148
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 大阪樟蔭女子大学 |
研究代表者 |
葛谷 恒彦 大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 教授 (80150340)
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研究分担者 |
豊福 利彦 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (60322179)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
14,700千円 (直接経費: 14,700千円)
2002年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 11,200千円 (直接経費: 11,200千円)
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キーワード | Connexin43 / 心筋細胞 / N-カドヘリン / GATA-4 / Semaphorin / gap junction / 筋芽細胞 / 心不全 / wnt蛋白質 / Gap junction / 心筋梗塞 / Wnt蛋白質 |
研究概要 |
心臓のギャップ結合再構築に関わる制御因子について解析を行った。 1.ギャップ結合、接着結合の細胞増殖に及ぼす効果: コネキシン43とN-カドヘリンは協調的に細胞の増殖を抑制した。この抑制にはP21の誘導が関与していた。すなわち誘導されたP21が細胞の周期のうちG2/M期を延長するためであることが明らかとなった。 2.接着因子が心臓の形態形成に及ぼす効果: 接着因子N-カドヘリンを欠損させると心臓は2分心を起こした。このN-カドヘリンの発現は心臓分化因子であるGATA-4により制御されていた。すなわち心臓の形成においてGATA-4とN-カドヘリンを結ぶシグナル系が重要であることが明らかとなった。 3.心臓の初期形成に関わる新規因子の同定: セマフォリン分子は神経系の発生に重要である。この分子群のうち新規の因子が心臓の発生に重要であることが明らかとなった。
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