研究課題/領域番号 |
13470317
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 山形大学 (2003) 弘前大学 (2001-2002) |
研究代表者 |
小谷 直樹 山形大学, 医学部, 教授 (30205405)
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研究分担者 |
酒井 道子 山形大学, 医学部, 助手 (20143092)
高橋 敏 弘前大学, 医学部・附属病院, 助手 (10236276)
橋本 浩 弘前大学, 医学部・附属病院, 助手 (00218421)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
2003年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
2002年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
2001年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 肺胞マクロファージ / 肺胞リンパ球 / サイトカイン / 接着分子 / 急性肺障害 / フローサイトメトリ / 生体侵襲 / 炎症 / 遺伝子治療 / 抗菌能 / 表皮細胞 / 遺伝子診断 / エンドトキシンショック / 喫煙 / プロスタグランジン |
研究概要 |
1.軽度高二酸化炭素血症が肺胞マクロファージ(AM)に及ぼす影響: 麻酔導入直後、2、4時間後、および手術終了時に、肺胞気管洗浄でAMを採取した。AMの炎症性変化の判定を、定量的RT-PCRを用いたサイトカイン(IL-1β、IL-8、IFNγ、TNFα、IL-4、IL-10)の遺伝子発現で評価した。さらにリンパ球の分布(CD4,CD8など)と接着分子(CD11a, b, c,18,49d,54)の細胞表面抗原の変化をフローサイトメトリで評価した。サイトカインの遺伝子発現、活性リンパ球の上昇、リンパ球の表面抗原の増加はcontrol groupの方が有意に高かった。これらの所見から、軽度の高二酸化炭素血症は、術中の免疫系の変化を抑制することが示唆された。 2.手術侵襲の違いが肺胞マクロファージ(AM)に及ぼす影響: 手術侵襲の違いがAMに及ぼす影響を評価した。手術侵襲の違いにより3群に分けた。研究方法は研究1に準じた。サイトカインの遺伝子発現は低体温患者の方が有意に低かった。活性リンパ球の上昇、リンパ球の表面抗原の増加も、control群の方が有意に高かった。したがって手術侵襲が大きい程AMの機能変化が高度と考えられた。 3.術中低体温が肺胞マクロファージ(AM)に及ぼす影響: 術中の低体温がAM機能に及ぼす効果を検討した。その結果、AM機能すべて低体温で抑制された。周術期低体温は、肺免疫系を著明に抑制することが示唆された。
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