研究課題/領域番号 |
13470536
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
守田 美奈子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (50288065)
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研究分担者 |
朝倉 隆司 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00183731)
遠藤 公久 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助教授 (40221816)
奥原 秀盛 静岡県立大学, 看護学部, 助教授 (60288066)
吉田 みつ子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (80308288)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
12,200千円 (直接経費: 12,200千円)
2004年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2003年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2001年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | サポートグループ / がん / ファシリテーター育成プログラム / サポート・グループ / 教育プログラム / ファシリテーター / ファシリテータ |
研究概要 |
目的:本研究の目的は、がん医療に携わる医療者を対象にファシリテーター育成教育プログラムを開発し、プログラムの効果について検討することである。 方法:第一段階:予備的プログラムの開発:サポートグループの実践を通して得られた実践的な知識や文献に基づき、サポートグループのファシリテートに必要な理論や技法を選択し、予備的フログラムを作成した。プログラムは医療従事者、臨床心理士を対象とし、3日間のプログラムであった。結果、看護師と臨床心理師の学習ニードが異なること、看護師・臨床心理士ともに、グループのファシリテートに必要な心理学的知識や技法を中心とする教育内容へのニーズが高かった。さらに、グループをファシリテートするための実践的知識や技法を習得するためには、教育方法や教材を開発する必要性が明らかになった。 第二段階:米国のDr.Classenを招き、支持感情表出型サポートグループのファシリテーター教育プログラムを開催し、日本の看護師を対象とした教育プログラムへの応用可能性を検討した。 第三段階:看護師のための教育プログラムを開発し、プログラムは2日間で、サポート・グループに対する知識の獲得、グループをファシリテートすることに対する自己効力感の向上をねらいとした。 結果:看護師60名が、最終的に開発されたプログラムに参加した。参加者のサポートグループのファシリテーションに関する知識得点は有意に上昇し、自己効力感も有意に上昇した。
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