研究課題/領域番号 |
13480045
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
成田 滋 兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 教授 (10172587)
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研究分担者 |
永田 智子 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (10283920)
森広 浩一郎 兵庫教育大学, 学校教育学部, 講師 (40263412)
長瀬 久明 兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 教授 (10127269)
棟方 哲弥 国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 室長 (70229938)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
2002年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 多目的システム / 遠隔教育 / 不登校生徒 / 在学学習 / ホームスクーリング / 不登校児 / 遠隔教育システム / 協調学習 / 在宅学習 |
研究概要 |
不登校児の学校以外での場における教授や学習には3つの課題が存在する。第1は、在宅にあって学ぶ環境が、生徒と教師、生徒同士の交互作用を阻害しているということ、第2は遠隔による生徒同士の交互作用による学習がどのような環境であれば効果が上がるかが不明であるということである。第3は、交互作用を促進するための多目的遠隔教育システムは、どのような構造が望ましいのか、インターフェイスはどのように工夫すべきかということである。本研究はこの3点を解明することであった。多目的遠隔教育システムは以下のような構成とした。 --個別の学習計画・教材作成、学習教材と資源データベース、学習相談室 --ホームスクーラー同士の相互会話室、生徒と支援ティーチャーとの会議室 --お知らせや掲示板、電子メール、課題提出コーナー --「学習プロジェクトルーム」、生徒の学習評価と成績管理 多目的遠隔教育システムの使い良さを向上させるインターフェイスの改良とその効果の検証を2年度に実施した。すなわち、遠隔で学習する不登校生徒へのシステムの細部に関する調査の実施、それに基づくシステムの改良やインターフェイスの改善、外部評価による本システムの信頼性の検討であった。不登校生徒や保護者からの本システムの利用はおおむね良好な結果となった。
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