研究課題/領域番号 |
13480050
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 大分県立芸術文化短期大学 |
研究代表者 |
三宅 正太郎 大分県立芸術文化短期大学, 情報コミュニケーション学科, 教授 (50107017)
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研究分担者 |
別府 三奈子 大分県立芸術文化短期大学, 情報コミュニケーション学科, 助教授 (20353203)
吉川 喬 大分県立芸術文化短期大学, 情報コミュニケーション学科, 教授 (40249678)
凍田 和美 大分県立芸術文化短期大学, 情報コミュニケーション学科, 教授 (90107839)
村井 護晏 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (70040730)
吉岡 孝 大分県立芸術文化短期大学, 情報コミュニケーション学科, 講師 (40321327)
藤田 文 大分県立芸術文化短期大学, 情報コミュニケーション学科, 助教授 (50300489)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
15,900千円 (直接経費: 15,900千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2001年度: 12,600千円 (直接経費: 12,600千円)
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キーワード | ケーブルネットワーク / 地域遠隔教育 / 教授・学習システム / 学習支援 / 学習環境 / インターフェース / 生理反応 / 模擬授業 |
研究概要 |
本研究は、ケーブルネットワークを活用した映像送信と双方向通信を通した在宅学習の支援システムにおいて次のことを明らかにすることにある。 (1)ケーブルネットワークを活用した映像送信と双方向通信を通した在宅学習の支援システムを開発する。 (2)遠隔学習中の学習者、指導者の生理反応の分析により、在宅学習支援システムの問題を明らかにする。 (3)遠隔学習中の学習者、指導者の行動や発言の分析・研究による学習支援の在り方を明らかにする。 (4)遠隔学習中の学習者、指導者との交信をモニタし操作性の良いインターフェースの在り方を明らかにする。 本研究の成果の概要は以下に示す。 1.ケーブルネットワークを活用した遠隔指導システムを構成した。教室や演習室から教育情報映像を発信できるようにビデオカメラと在宅学習者からの応答質問双方向通信パソコン、およびこれらの映像および反応を教材刺激として構成できるビデオミキサー等からなる在宅学習指導支援ビデオシステムを開発した。 2.ケーブルネットワークシステムを活用して、本学内の教室間で、学習指導役(大学教官)と学習者役として遠隔学習を実験した。学習活動及び指導活動について、ビデオに録画記録し、授業分析を行った結果、遠隔学習における学習者の学習行動と情意面に対する教授者の教授行動に課題があることがわかった。 3.指導者や学習者の行動、発言及び思考について、ビデオやイメージマップを使って調査・分析した結果、通常の対面式授業と有意な差が認められなかった。このことは同様の思考ができることと考えられる。ただ前述のことをふまえ、意欲面に差異がみられることをふまえる必要がある 4.遠隔教育質問応答処理および記録用ソフトの開発とインターフェースの改良として、ネットワークを使ったレスポンスアナライズ、及び集計システムを開発した。試験運用段階である。今後より使いやすいものに改良することが課題である。
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