研究課題/領域番号 |
13480093
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
鳥脇 純一郎 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (30023138)
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研究分担者 |
平野 靖 名古屋大学, 情報連携基盤センター, 助手 (90324459)
目加田 慶人 名古屋大学, 工学研究科, 助教授 (00282377)
森 健策 名古屋大学, 難処理人工物研究センター, 助教授 (10293664)
清水 昭伸 東京農工大学, 生物システム応用科学研究科, 助教授 (80262880)
長谷川 純一 中京大学, 情報科学部, 教授 (30126891)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
15,100千円 (直接経費: 15,100千円)
2002年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
2001年度: 9,200千円 (直接経費: 9,200千円)
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キーワード | 仮想化人体 / 画像パターン認識 / 形状モデル / セグメンテーション / 3次元画像 / CAD / 医用画像 / モデルマッチング / 計算機診断 / 3次元画像処理 / ナビゲーション診断 / 仮想化内視鏡システム / バーチャルエンドスコピー / 仮想化された人体 / 画像処理アルゴリズム |
研究概要 |
(1)モデルベースの臓器抽出手順 人体3次元画像から臓器を認識するための基本手法を導いた。手法はCT値を用いた画素単位の領域拡張法と、予め認識系に組込まれた各臓器の形状モデルに基くモデル・マッチングからなる。モデルの記述法としては、(1)管状臓器の芯線のスプライン曲線による表現、(2)塊状臓器の表面、または袋状領域の輪郭面のベジェ曲面による表現、(3)形状を表す特徴量の組、(4)キー・スライスにおける構造、の4種類の可能な形を与えた。この4種をそれぞれ、(1)縦隔部の大動脈領域の抽出、(2)肺領域の抽出、(3)気管支の抽出、(4)肺血管の動・静脈認識、に応用し、有効性を確認した。また、実際に数十例の3次元CT像(胸部および腹部)に適用し、能力を実験的に検証した。モデルと入力画像のマッチングには、主としてエネルギー関数と呼ぶ評価関数の最小化を実現するようにモデルを変形する。エネルギー関数にはモデルの変形の度合い、および、入力画像の局所的濃淡分布との類似の度合いを示す成分(内部エネルギー)と、対象臓器の周辺の他の臓器との位置関係から定まる成分(外部エネルギー)に分けられる。その最小化は、反復的山登り法による。 (2)サーベイ 研究の開始に当たって研究状況を調査し、今後の関連研究に向けての資料とした。詳細は本報告書添付の各報告参照。 (3)3次元画像処理アルゴリズム 3次元ディジタル幾何学における本研究グループの成果を体系化し、利用の便宜のために学習テキストおよび解説論文をまとめた。また、エキスパートシステムIMPRESSの拡張をはかった。 (4)CADの概念整理 CAD概念の基盤を整理し、汎用CAD、専用CAD、日常CADの三種に分類することを提唱し、その一部を理論モデル化した。 (5)仮想化人体とMR医学 実人体と仮想化人体の共用に基づくナビゲーション診断とバーチャル手術を統合した診断・治療の戦略(複合リアリティ応用としてのMixed Reality医学)を提起し、その要素技術として、仮想・実複合内視鏡システム(内視鏡ナビゲーションシステム)、個別バーチャル手術実現ツール、胸部3次元CTからのがん診断CADのための新しい特徴量を開発した。
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