研究課題/領域番号 |
13551005
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
文化人類学(含民族学・民俗学)
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研究機関 | 京都造形芸術大学 (2002-2004) (財)元興寺文化財研究所 (2001) |
研究代表者 |
伊達 仁美 京都造形芸術大学, 芸術学部, 助教授 (00150871)
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研究分担者 |
中村 利則 京都造形芸術大学, 芸術学部, 教授 (50330048)
尾立 和則 京都造形芸術大学, 芸術学部, 教授 (40249917)
宇田川 滋正 京都造形芸術大学, 歴史遺産研究センター, 主任研究員 (10340522)
日高 真吾 国立民族学博物館, 文化資源研究センター, 助手 (40270772)
木川 りか 独立行政法人文化財研究所, 東京文化財研究所・保存科学部, 主任研究官 (40261119)
山内 章 (財)元興寺文化財研究所, 保存科学センター, 研究員 (90174573)
植田 直美 (財)元興寺文化財研究所, 保存科学センター, 研究員 (10193806)
近藤 正子 (財)元興寺文化財研究所, 保存科学センター, 研究員 (20311491)
村田 忠繁 (財)元興寺文化財研究所, 保存科学センター, 研究員 (50210042)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
2004年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2003年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2002年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2001年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
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キーワード | 二酸化炭素 / 二酸化炭素処理 / 臭化メチル製剤 / 民俗資料 / 殺虫 / 二酸化炭素殺虫処理 / 臭化メチル殺虫代替システム / 民俗文化財 / 民具 / 殺虫処理 / CO2 / CO_2 / 生活資料 / 古文書 / 燻蒸 / 炭酸ガス |
研究概要 |
4年間に実施した7例の二酸化炭素による殺虫処理実験から、博物館、資料館での実用化の可能性、管理・安全体制を確立した。 本研究は大型・中型資料の民俗文化財に活用できることが目的であり、そのため、その大きさにあわせたテントでの包み込み処理を行わざるを得なかった。その結果、当初ガスバリアシートの包み込み処理を行っていたが、実用化にむけては、1回限りでかつ熱圧着の技術が必要な処理空間をその都度製作するのではなく、繰り返し使用できるファスナーバッグの導入が必要不可欠となった。しかし初期段階で使用していた既製のファスナーバッグは限られた容量でなおかつファスナー部分からのガス漏れの発生が障害となっていた。それらについては、改良を重ねた結果、必要とする大きさでファスナーバッグを製作することが可能となった。(ファスナーバッグの製作は、液化炭酸株式会社による)それらをふまえて、今年度、国立民族学博物館では、日本では最大級のファスナーバッグ(4m(W)×4m(D)2.5m(H))を製作し、実用化に至っている。 また、管理・安全体制については、作業工程マニュアルおよび作業安全マニュアルを作成した。さらにそれに基づき安全チェックシート(処理前・投薬時・通常測定時・開放時)を作成し、作業時には常に確認をする体制を整えた。 資料の大きさに合わせたファスナーバッグの製作と、管理・安全体制の確立ができたことにより、博物館の担当者による処理が可能となった。
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