研究課題/領域番号 |
13554005
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
近田 義広 国立天文台, 電波天文学研究系, 教授 (30126122)
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研究分担者 |
中平 勝子 早稲田大学, 教育学部, 助手 (80339621)
春日 隆 法政大学, 工学部, 教授 (70126027)
川口 則幸 国立天文台, 地球回転研究系, 教授 (90214618)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
2002年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2001年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 電波天文学 / 電波望遠鏡 / アンテナ / レンズ / 衛生搭載アンテナ / 衛星搭載アンテナ |
研究概要 |
電波望遠鏡の大きさは現在、限界にきている。観測波長の約1万倍を越える口径の望遠鏡は、重力、風、温度分布の不均一に抗して鏡の面精度を波長の10分の一以下という精度に保つことが出来ない為である。受信機の感度も物理的な限界に近づきつつある現在、より大きな集光面積を実現できなければ、21世紀の電波天文学は壁に突き当たってしまう。 自動車のルームミラーは車が揺れると揺れて,鏡を通して見えている景色もガタガタ揺れる.しかし,眼鏡は鼻の上で多少揺れても眼鏡レンズを通して見えている景色は大して揺れない.つまり,反射望遠鏡の凹面鏡の支えに比べ,透過型の望遠鏡のレンズの支えはいい加減でよい.焦点とレンズ中心を結ぶ直線さえ正しく目的天体の方を向いていれば多少レンズが傾いてもいいし、対称性から考えて折れ曲がったり、あるいはグニャグニャに曲がっていてもいい-即ち面精度もいい加減でよい.これがレンズの優れている点である。 約1m四方の22GHz用2枚重ねレンズ・アンテナを試作し、太陽の電波の受信に成功した。レンズ面のみの能率を測定し、能率は40%程度と大変高いことがわかった。また、多周波化に向けてレンズ素片の作成と測定を行い多周波化への足がかりを得た。
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