研究課題/領域番号 |
13555165
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤井 恵介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (50156816)
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研究分担者 |
早乙女 雅博 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (80150035)
肥田 康 (株)堀内カラー, アーカイーヴサポートセンター, 課長(研究者)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
9,300千円 (直接経費: 9,300千円)
2004年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2003年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2002年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2001年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 文化財 / ガラス乾板 / 韓国 / 工部大学校 / 正福寺 / 関野貞 / 遺跡 / 建築 / 古写真 / 色彩復原 / デジタル / 色彩復元 / 写真 / 朝鮮半島 / 日本 / 写真のデジタル化 |
研究概要 |
(1)ガラス乾板からの印画紙焼付けの作成 東京大学建築専攻所蔵のガラス乾板・フィルム(約1万枚)の第一次的な処置として、印画紙焼付けが重要であるとの認識から、乾板1枚に2枚の焼付け(四切)を作成した。全体で3000枚を実施した。 (2)写真のネーミング 撮影された場所、建築名が不明のものが多いので、それを調査して、同定した。特に韓国関係、日本関係のものについて調査した。工部大学校、正福寺の大正年間の修理写真などが、特定された。 (3)韓国関係写真のインデックスプログラム作成 従来から蓄積していた韓国関係写真デジタル化情報について、整理し利用可能な状態にするために、インデックスプログラムを作成した。 (4)工部大学校写真の調査 乾板写真群の中で、特に工部大学校を写したものが多く、また工部大学校の建築は同時代的にもっとも重要な建築の一つであるので、それを収集、整理、保存処置に関して、検討した。 (5)写真の高精度解読 写真の高度高密度スキャニングを一部の写真で実施し、デジタル化を行い写真が持つ情報を整理した。濃淡の調整、シャープニングを行うことで、通常の焼き付けでは読めない詳細な情報が解読できるようになった。 (6)関野貞関係写真の調査 調査を実施した写真資料の多くは、関野貞(東京帝国大学名誉教授)関係のものである。関野貞の研究活動について、日本、朝鮮半島の調査・研究について、調査を実施し、それを取りまとめた。
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