研究課題/領域番号 |
13557195
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
化学系薬学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
青木 伸 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教授 (00222472)
|
研究分担者 |
櫨木 修 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (80142751)
木村 榮一 広島大学, 医学部, 教授 (30034010)
|
研究期間 (年度) |
2001 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
|
キーワード | 細胞内シグナル伝達 / キナーゼ / リン酸化タンパク質 / モレキュラーインプリンティング / ポリマー / 亜鉛錯体 / 高速液体クロマトグラフィー / リン酸化蛋白質 / 亜鉛鎖体 |
研究概要 |
平成13年度、スチリルメチル基を有する亜鉛錯体と鋳型分子としてリン酸モノフェニルエステル(PhOPO_3^<2->)との2:1複合体を単離し、重合反応によってポリマーを合成した。 平成14年度は、上記ポリマーと、スチリルメチル基を有する亜鉛錯体だけを重合した非MIポリマーの亜鉛含量を決定した。具体的には、以前我々が開発した蛍光亜鉛プローブ化合物により、ポリマーの亜鉛イオン吸収量を測定した。次に、これらのポリマーを用いて、HPLCによるリン酸化合物の分離を検討した。その結果、これらのポリマーを用いた時、ヌクレオチド(ヌクレオシドのリン酸化体)の保持時間が、対応するヌクレオシドよりも長いことが明らかになった。リン酸選択的な分離に成功した。また、水溶液中で亜鉛錯体と相互作用をもつチミジンの誘導体も保持時間が長くなり、固相においても亜鉛錯体の分子認識が有効であり、化合物の分離分析に有効であることが示された。
|