研究課題/領域番号 |
13558035
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
横矢 直和 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (10252834)
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研究分担者 |
竹村 治雄 大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (60263430)
神原 誠之 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (10346306)
山澤 一誠 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (40283931)
大隈 隆史 (独)産業技術総合研究所, 知能システム研究部門, 研究員 (90356626)
荒木 昭一 松下電器産業(株), 先端技術研究所, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
11,200千円 (直接経費: 11,200千円)
2003年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | 幾何学的位置合わせ / 実物体アノテーション / 拡張現実 / 複合現実 / コンピュータビジョン / ウェアラブルコンピュータ |
研究概要 |
1.現実世界と仮想世界の幾何学的位置合わせ 拡張現実環境を構築するための最も基本的な課題である現実世界と仮想世界の位置合わせ問題に関して、複数の基本手法を開発した。具体的には、(1)ステレオカメラで取得した現実世界の映像からのマーカと自然特徴点の自動切換え追跡に基づくビジョンベース手法、(2)ジャイロセンサを併用することによる位置合わせのロバスト化手法、(3)赤外線ビーコンやRFIDタグのような環境インフラと歩数計測を用いるセンサベース手法、(4)屋外においてGPSとジャイロセンサを併用する手法等である。 2.現実世界への注釈情報の付加 現実世界の特定の場所・物に関する注釈情報を提示するためのユーザインタフェースの研究を行い、ユーザの眼前の実物体に対するオブジェクト名の重畳表示とユーザが注視している物体に対する詳細情報の提示からなる2段階情報提示法を開発した。またネットワーク環境において実時間で注釈青報の追加・更新・引用を行うためのネットワーク共有型注釈データベースの設計・実装を行い、複数のユーザが場所に依存した情報の実時間での発信と共有を行うための基本的な枠組みを確立した。 3.プロトタイプシステムの開発 上記1、2の成果を統合して着用型拡張現実感システムのプロトタイプを複数開発し、実験を通して機能実証を行った。開発したシステムではいずれも、現実世界の映像に注釈を重畳合成したものをユーザに提示するビデオシースルー型拡張現実感方式を採用した。最終的には、屋内外無線ネットワーク環境(IEEE802.11a及びb)での技術デモを行い、着用型拡張現実感システムの可能性を世に示した。
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