研究課題/領域番号 |
13558040
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
田野 俊一 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 教授 (50282918)
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研究分担者 |
岩田 満 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助手 (40323886)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
2003年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2002年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2001年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 創造性 / ヒューマンインタラクション / 立体画像 / スケッチ / 2D・3Dシームレス連携 |
研究概要 |
カーエクステリアデザイナが液晶ペンパッドにスケッチを描き、それを掴んで目の前に置くとデザイナのペンタッチを忠実に再現したままの立体画像が目の前に現れ、その立体画像を手で触ることにより変形し、それを掴んで紙の上に置くと紙上のスケッチが更新されるといった利用形態を持つ自然なユーザインタフェースを持つ高度な情報環境のプロトタイプを開発した。 本研究では既開発システムの評価、問題点の解決、新システムの開発・評価を行い、人間の創造的知的活動の支援技術を社会において実用化可能なレベルまで高めることを目標とした。そこで、研究課題を、(i)既開発のシステムの創造性支援の評価、(ii)2Dスケッチと3Dスケッチの相互変換エンジンの汎用化/一般化、(iii)描き心地を持つ3Dスケッチの実現、(iv)ハードウエア、ソフトウエア、UIの一般化(シンプルなハード構成・ソフト構成・操作方法)、(v)新開発システムの創造性支援の評価、として研究開発を進めた。 具体的には、まず、3次元スケッチの人間の描画特性を実験により詳しく分析し、3次元でのスケッチが困難であることを導き、視覚的、および、力覚的な補正により自然な描画を可能とするシステムを開発した。次に、これらの研究成果を元に、人間の創造的知的活動を支援する2D3Dシームレス情報環境の実現・評価を行った。
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