研究課題/領域番号 |
13572001
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
宮本 みち子 千葉大学, 教育学部, 教授 (60110277)
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研究分担者 |
北村 安樹子 第一生命, 経済研究所, 研究員
ヒュー ウイッタカ (ウイッタカ ヒュー / ヒュー ウィタッカ) 同志社大学, マネージメントスクール, 教授 (60351285)
岩上 真珠 聖心女子大学, 文学部, 教授 (70213270)
イト ペング 関西学院大学, 総合政策学部, 助教授 (30285506)
江上 節子 産能大学, 経営情報学部, 助教授 (50278032)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
2003年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2002年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2001年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 青年政策 / 若年雇用 / 結婚制度 / 教育制度 / 青年期 / イタリア / イギリス / スウエーデン / 失業問題 / シティズンシップ / 社会的排除 / 社会参加 / 若者 / 若者の社会参加 / 若年者雇用政策 / ポスト青年期 / 国際比較 / 青年政策の国際比較 / 若者の自立支援 / 教育制度の国際比較 / 家族政策の国際比較 |
研究概要 |
本研究は、イギリス、スウエーデン、イタリアを対象に、「青年期から成人期への移行」の実態とそこに生起する諸問題を、主に労働市場、教育制度、結婚・家族制度、シティズンシップの面から把握することを目的にしたものである。また、それに関連する青年政策・家族政策・労働政策・教育政策に関しても各国の動向とその背景や意図を探り、日本の青年政策の方向を検討する資料となることを意図した。具体的には、3カ国を対象に、若者の実態と青年政策の展開を、各種文献資料の読み取り、青年関係機関の聞き取り等を通して把握した。また、各国における主要な青年研究と青年調査をサーベイした。研究内容は次の4分野からなる。1)EU諸国における「成人期への移行」の時期に関する社会政策の動向を調査した。長期化、流動化する移行期に関する研究と政策の関心が高まった背景と研究の展開、青年政策の特徴を整理した。2)イギリスを対象に、全国規模で展開した青年研究プロジェクトの成果から、若者の二極化が進行している実態と背景を探った、また、若年者雇用への取り組みに関する調査をした。とくに、1997年以来、労働党政権の目玉のひとつと位置付けられているコネクションズ・サービス(若年者就労支援サービス)の現地調査を踏まえて、その後の評価に着目した。3)スウエーデンを対象に、普遍的青年政策の確立する過程とその後の取り組みを調査した。また、若年者雇用政策について調査した。4)イタリアを対象に、若者の実態を調査し、青年政策の動向についても調査した。5)日本における若者の実態と、近年の青年政策の展開を調査した。EU諸国に共通してみられる、「移行期」への着眼は、1990年代の新しい現象であるが、近年の日本の社会経済状況からみて日本にも適応可能だと結論つけた。
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