研究課題/領域番号 |
13572041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
エネルギー学一般
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研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学研究科, 教授 (10013666)
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研究分担者 |
コリンズ パトリック (COLLINS Patrick) 麻布大学, 環境保健学部, 教授 (30318886)
長友 信人 文部科学省, 宇宙科学研究所, 名誉教授 (60013645)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
2002年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2001年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / 地上受電施設 / レクテナ / マイクロ波送電 / 地域配電システム / 電力需要 / 適地判断 / 敵地判断 |
研究概要 |
現地調査は、ブラジル(アマゾン川中流域)、マレーシア(サラワク)、クリスマス島(太平洋上中央部にあるキリバス)、またサントメ島(大西洋上アフリカ中部の西岸にあるガボンの沖合いにある2島よりなるサントメ・プリンシペ)でそれぞれ行われ、いずれの国々でも、レクテナの設置のための適地を探索し、候補地やレクテナの設置態様を決定することができた。 ブラジル、マレーシア、及びキリバスは、2回目の調査訪問である。これは、地上受電施設(レクテナが、SPS2000の場合、赤道上1200キロメートルの間隔で設置されるのが最も効果的であり、一国の領域内で2箇所に設置されることになったからである。 ブラジルでは、ブラジリアで宇宙局など政府機関と協議の後、アマゾン川中流域の主要都市であるマナウスへ飛び、マナウス大学アマゾン研究所の関係者の協力を得て、アマゾンのジャングルの中を探索した。 マレーシアでは前回訪問したマレーシア大学(ジョホールバル校)との連携を確認し、同学より1名の同行者を得て、ボルネオ島サラワク州のクチン市へと飛んだ。現地のマレーシア大学(サラワク校)の協力を得て、ヘリコプターをチャーターし、海岸部の熱帯雨林(マングローブの森)の中で開発が進むエビ養殖場を探索した。 クリスマス島では、同島を含むライン・フェニックス島嶼開発相(大臣)と新任の同事務次官とにそれぞれ独立に面談することができた。電力消費地を前提に未利用地(内海面)を探索した。 サントメ島訪問では、ガボンにおけるレクテナ受け入れの実務担当責任者であるアジ・ブロック教授(USTM)が先方との関係を設定し、我々の研究チームの一員として、今回の調査訪間に同行した。環境・資源建設相(たまたま臨時首相代理)と面談した。電力消費地を前提に未利用地(サバンナ)を探索した。
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