研究課題/領域番号 |
13573016
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
建石 隆太郎 千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 教授 (90114545)
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研究分担者 |
石山 隆 千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 助手 (00110289)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
2004年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2003年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2002年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2001年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 土地被覆 / 土地被覆変化 / グランドトルース / NDVI / グローバル・マッピング / リモートセンシング / アジア |
研究概要 |
本研究の目的は次の二つである。 1.シベリア、モンゴル、西中国、中央アジアにおける土地被覆グランドトルースデータベースを作成する。 2.衛星データを利用して上記地域の1981年以降の土地被覆および土地被覆変化を調査し地図化する。 本研究により以下の成果を得た。 1.グローバル土地被覆マッピングのための土地被覆ガイドライン凡例を作成し、これに基づいて土地被覆グランドトルースデータベースを構築した。 2.土地被覆グランドトルースの品質評価の方法を確立した。収集した土地被覆グランドトルースデータの品質を検査し、ミスデータを除去する目的で、グランドトルースデータの検査手法を確立した。 3.グローバル土地被覆マッピングの傾向を分析し、今後の方向性を明らかにした。今後の方向性の一つがグランドトルースデータベースの構築と蓄積・更新である。すなわち、グランドトルースデータは従来、分類に使用された後はプロジェクトの内部に隠れて公開されることはなかった。マッピング対象がグローバルとなった現在、グランドトルースデータは異なるプロジェクト間で共有し、蓄積、改良されていくべきである。 4.1982年から2000年にかけてのAVHRRデータを用いて、土地被覆変化の可能性のある地域を抽出した。1982-84年の10-day composite AVHRR NDVIデータの平均と1998-2000年の平均とを比較し、閾値以上の差のある地域を土地被覆変化可能性地域とした。この結果、植生増加の変化地域と植生減少の変化地域とを抽出することができた。 5.バイカル湖南および内モンゴルにおいて現地調査を行いグランドトルースデータを作成し、衛星データにより土地被覆状態を分析した。
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