研究課題/領域番号 |
13576003
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
蓮井 和久 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (70198703)
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研究分担者 |
米澤 傑 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10175002)
出雲 周二 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (30143811)
神崎 保 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (80118801)
松山 隆美 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (30145479)
村田 長芳 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (60020765)
中川 正法 京都府立医科大学, 附属脳・血管系老化研究センター, 教授 (50198040)
佐藤 榮一 鹿児島大学, 名誉教授 (60004579)
屋敷 伸治 鹿児島大学, 医学部, 助手 (40182315)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
9,100千円 (直接経費: 9,100千円)
2003年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2002年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2001年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | 鼻NK / T細胞性リンパ腫 / アプトーシス / 背景間質細胞 / 細胞起原 / 先行病変 / 皮膚鼻型NK / 病理標本 / 国際共同研究 / 中国 / 悪性リンパ腫 / 鼻NK細胞性リンパ腫 / CD203 / CD34 / CD117 / 幹細胞の免疫組織化学 / 分子病理学 / 免疫組織化学 / in-situ hybridization / Epstein Barr virus / 病理疫学 / In-situ hybridization / Epstein-Barr virus |
研究概要 |
この研究は、1)中国東北地方の鼻のリンパ腫の発生状況を、免疫組織化学とEpstein-Barr virus (EBV)のEBER-1 in-situ hybridization (ISH)により検索し、EBV関連NK細胞性リンパ腫が扁桃、口腔、鼻腔の順に増加し、中国では非常に多いことが確認された。2)中国の壊死傾向の強い鼻NK細胞性リンパ腫では、p53蛋白の異常発現とリン酸化p53蛋白の高発現は見られなかEったが、マクロファージのアプトーシス産物の受容体であるCD204の発現が見られ、壊死傾向はアポプトーシスの結果であることが示唆された。ヒト生検標本でのアプトシースの検出法として、Cleaved caspase-3の免疫染色により核の変性前アプトシースの検出が有用であることが判明した。3)鼻NK細胞性リンパ腫の背景細胞を検索して、T細胞性リンパ腫の背景に発達するthymdine phosphorylase陽性樹状細胞よりも未熟な背景細胞の存在が示唆された。4)鼻NK細胞性リンパ腫の細胞由来の検索方法の検討として、幹細胞マーカーの免疫染色により骨髄、末梢血、組織中の幹細胞の検出を試み、骨髄由来NK細胞と鼻NK細胞性リンパ腫の腫瘍細胞の関係の検討に、幹細胞マーカーの免疫染色が有用であることが示唆された。5)中国の鼻NK細胞性リンパ腫の先行病変の存否は不明であるが、NK細胞性リンパ腫のもう一つの標的臓器である皮膚でも鼻型NK/T細胞性リンパ腫の発生を認めなかった。6)この研究は、中国の医療の中に存在する鼻悪性リンパ腫等を疑って検索された病理標本の検索を国際共同研究として行うので、この研究期間中に、研究倫理面での対応を行った。
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