研究課題/領域番号 |
13610142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育・社会系心理学
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
佐々木 宏子 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (20122921)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 絵本 / 発達心理学 / 読み聞かせ / 経験の質 / 赤ちゃん / 絵本データベース / オノマトペ / ストーリーテリング / 生涯発達 |
研究概要 |
本報告書は、「絵本の主題分析のもとづく絵本心理学の構築III」の研究成果の一部です。第III期は「赤ちゃんと絵本」に焦点を絞り研究を継続してきましたが、テーマが赤ちゃんであるだけに実に文章化が難しいものでした。それゆえ第1章の「つなぐものとしての絵本」では、映像写真を多用することになりました。 第1章は、生まれたときからの赤ちゃんの追跡記録のまとめです。本研究では2002年生まれの一男児を選び、かなり細かく追跡しました。現在、17巻のDVD映像記録が収集できており、さらに継続中です。1.ストーリーテリングへの強い好奇心、2.オノマトペへの集中、3.車と自動車絵本へのあく事なき執着、4.幼年童話を聴く、5.赤ちゃんと絵本を読み合う姿勢について、です。誕生から2歳6ヶ月までの追跡記録です。 第2章は、「伝えるものとしての絵本」で札幌で追跡した一女児(1999年生まれ)の誕生から5歳近くまでの聞き書きを中心とした分析・考察のまとめです。 1.成熟が読み方の変化をもたらし、新たな内容の読みを開発してゆく、2.絵本の読み合いを通して分かる異質な他者としての子ども、3.略、4.絵本の世界を日常の生活に再現し体験する、5.言葉が実在するものと同じ力をもちはじめる、6.7.略、8.年齢不詳の主人公が問いかけるもの、9.10.略、11.幼児は多層性のある生活を生きる、12.「そうやって思っていることの気持ちがいま届く」-想像力への信頼-、13.14.略。 あと、「絵本学」第3号に掲載の論文/佐々木宏子著「絵本は父親をどのように描いているか」(2001年4月)を付け加えました。
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