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組織における慣行的制度の変革が成員とチーム活動に及ぼす影響に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 13610144
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関九州大学

研究代表者

古川 久敬  九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (30190143)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード人的資源 / ビジネスモデル / 相互充足性原理 / 時限性チーム / リーダー行動 / コンピテンシー / プロジェクトチーム / リーダーシップ / 年功序列 / 制度改革 / モチベーション / 創造的情報処理
研究概要

1 人的資源とビジネスモデルの相互充足性原理について理論的な提案を行った
効果的な組織マネジメント、特にヒューマンマネジメントにおいて普遍性を持つ理論として、人的資源とビジネスモデルの相互充足性原理を提唱した。これによって、時代を超えて、文化を超えて、景気の良否を超えて、ヒューマンマネジメントの適切性を検討できる視点が得られる。
2 相互充足性原理について実証研究を行った
この相互充足性原理について、日本企業511社の人事および経営企画責任者を対象とする調査を実施した(産業能率大学総合研究所との共同研究)。主な結果は、(1)成果主義の内容は多様であり、(2)成果重視の人事制度は、成員のモチベーションや能力には促進的であるが、対人関係には促進的と抑制的が相半ばするとみられており、そして(3)その効果性は、組織特性、職務課題特性、あるいは評価内容などと関連して大きな差異がみられることも判明した。
3 「時限性を持つチーム」の業績を左右するリーダーシップ要因を解明した
我が国の組織において時限性を持つチーム(プロジェクトチームなど)のリーダー155名を対象とする調査研究を実施した。またチームリーダーシップの測定尺度を開発した(産業能率大学研究開発部との共同研究)。チームの置かれている条件が厳しい場合、可能性を柔軟に探索し、試行や実験を積極的に行うチームほど、その活動は活性化し、業績も高いことを明らかにした。
4 新しい能力指標であるコンピテンシーの学習についても、理論的実践的まとめを行った
5 研究成果のまとめを行った
平成13年度および14年度の研究成果を報告書としてまとめた。本研究の成果は、効果的な組織変革のあり方に対して実践的な示唆を提供するものである。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (12件)

  • [文献書誌] 古川久敬: "人的資源とビジネスモデルの相互充足性原理"一橋ビジネスレビュー. 第50巻・1号. 54-68 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 浦聖子, 古川久敬: "生徒のプロセス志向性および成果指向性が成績に関するフィードバックへの反応に及ぼす影響についての検討"九州大学心理学研究. 第3巻. 209-215 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 古川久敬: "新版『基軸づくり-創造と変革を生むリーダーシップ』"日本能率協会マネジメントセンター. 337 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 古川久敬: "コンピテンシーラーニング"日本能率協会マネジメントセンター. 236 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hisataka Furukawa: "Mutual sufficiency between human resources and business models (in Japanese)"Hitotsubashi Business Review. Vol. 50, No. 1. 54-68 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Tomoko Ura & Hisataka Furukawa: "Process vs. outcome orientation as a determinant factor of individual reactions to performance feedback (in Japanese)"Kyushu University Psychological Research. vol. 3, No. 1. 209-215 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hisataka Furukawa: "Establishing principal axis: Leadership for creation and change (revised) (in Japanese)"JMAM Management Center. 337 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hisataka Furukawa: "Competency Learning (in Japanese)"JMAM Management Center. 236 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 古川久敬: "人的資源とビジネスモデルの相互充足性原理"一橋ビジネスレビュー. 第50巻・1号. 54-68 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 古川久敬: "新版『基軸づくり-創造と変革を生むリーダーシップ』"日本能率協会マネジメントセンター. 337 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 浦 聖子, 古川久敬: "生徒のプロセス志向性および成果指向性が成績に関するフィードバックへの反応に及ぼす影響についての検討"九州大学心理学研究. 第3巻. 209-215 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書
  • [文献書誌] 古川久敬: "コンピテンシーラーニング"日本能率協会マネジメントセンター. 236 (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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