研究課題/領域番号 |
13610253
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
平松 闊 甲南大学, 文学部, 教授 (30030042)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 社会ネットワーク / 進化過程 / 縦断的分析 / 不完全情報 / シミュレーション / 友人選択 / ホールネットワーク / 認知モデル / モデル構築 / データ分析 / 数理モデル |
研究概要 |
本科学研究費による研究は、2001年に開始され3年間にわたるものであった。1995年以来、オランダの研究者との協同研究で、「友人のネットワーク」を理論的・経験的分析を行ってきている。理論的には、evolving process of friendshipの解明のためのシミュレーション・モデルの開発を、実証的には、両国での大学生の友人形成にかんする縦断的調査を実施して、それを分析してきている。 2001年以降の3年間の研究の目的は、これまで行ってきた研究の更なる展開であり、理論的には、これらの研究は「不完全情報下のネットワーク形成」であり、これは『甲南大学研究紀要』2002として、結実している。これはオランダ、グロニゲン大学の協同研究者・F.Stokman教授、E.Zeggelinkらとの研究の成果を、筆者の責任で論文にしたものである。 実証面では、オランダ、日本の大学生に対する縦断的調査(dynamic research)であり、これは2002年の国際社会ネットワーク学会「INSNA」での協同報告、そして「類は友を呼ぶ?」という論文(甲南大学紀要、2003)に結実している。これは、協同研究の1つの区切りとして、とくに日本の大学生を中心にして、筆者の責任でまとめたものである。これは、さらに2004年5月のINSNA XXV(スロベニア)において、2時点の日本のデータの変化について報告の予定である。さらに、こうした「whole network」研究だけでなく、「personal network」についても研究を続けている。これは、「パーソナル・ネットワークの分析-甲南大学生の場合-」(甲南大学紀要2004)という形で結実することになっている。さらに、この研究で、「ネットワークとコミュニティ」という方向でも発展している。
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