研究課題/領域番号 |
13610292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
池田 輝政 名古屋大学, 高等教育研究センター, 教授 (90117060)
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研究分担者 |
戸田山 和久 名古屋大学, 情報文化学部, 助教授 (90217513)
中井 俊樹 名古屋大学, 高等教育研究センター, 助教授 (30303598)
近田 政博 名古屋大学, 高等教育研究センター, 助教授 (80281062)
井出 弘人 (井手 弘人) 長崎大学, 大学教育機関開発センター, 講師 (70324374)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2001年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 初年次教育 / 戦略マネジメント / オリエンテーション / 学士課程教育 / 大学初年次教育 / 初年次教育マネジメント / オーストラリアの大学初年次教育 / 米国の大学初年次教育 |
研究概要 |
高等教育機会の一層の拡大とそれに伴う入学者集団のさらなる多様化が進むなかで、初年次教育関する戦略マネジメントの考え方が、大学経営の国際的なテーマとして重要性が増しつつある。 今日の日本においては、初年次におけるガイダンスやオリエンテーションや導入セミナーの重要性は、多くの関係者に認識されている。しかし、4年間のトータルな教育のなかで初年次教育を位置づけて、その最終成果の質の向上を図るという戦略マネジメントの考え方と方法は、まだ普及している段階にない。 本研究では、初年次教育の研究と実践がはやくから蓄横されてきている米国とオーストラリアに注目し、事例調査を通して、両国における現在の動向と成果の把握を試みた。 その結果、初年次教育経営の動向として、(1)授業及び授業外を含む大学生活全般にわたるプログラムの開発、(2)教職員の組織的研修プログラムの充実、(3)体系的なスタディ・ティップスの充実、(4)戦略プランニングという新しい大学経営手法の適用、を挙げることができる。
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