研究課題/領域番号 |
13610324
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 京都市立芸術大学 (2002) 豊橋創造大学 (2001) |
研究代表者 |
ミキ ヒロシ (2002) 京都市立芸術大学, 美術学部, 助教授 (10226996)
三木 博 京都市立芸術大学, 美術学部, 助教授 (10229669)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 人間形成 / 情報 / 美的感性 / メディア / 情報化 / パラドックス / 自己 |
研究概要 |
本年度は<美と教育>の繋がりに焦点を絞りながら、教育学の脱構築を試みるための準備作業を進めた。まず近年におけるポストモダニズムによる激しい近代(教育)批判、あるいはそこでの<美>的経験の称揚の意味を再考しながら、あらためて啓蒙近代精神の嫡子としての美学と教育学という二つの近代知に共通して読み取れる根本思想について検討した。その際の具体的な手がかりとして、日常生活の美的感性化の動向という今日顕著に認められる現象について分析した。 さらに教育(人間形成)の技法であるヘルバルトのタクト論などを参考にしながら、暗黙知としてきわめて身体化された知の在り方について考察した。 そして高度情報化が急激に進展する社会におけるメディア経験の制覇が孕む諸問題を、感性論を軸に焦点を絞りながら検討を試みた。 「人間形成における美的感性の地平」 『京都市立芸術大学美術学部研究紀要』第47号 2003年 論文の章構成は、以下の通り。 I「美と教育」、II「教育における技法」、III「メディア経験の制覇」
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