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客観的な評価をめざすルーブリックの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 13610340
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

河合 久  国立教育政策研究所, 研究企画開発部, 企画調整官 (30214589)

研究分担者 岩崎 久美子  国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 主任研究官 (10259989)
鳩貝 太郎  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター, 総括研究官 (10280512)
斎藤 道子 (斉藤 道子)  国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (40162234)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードルーブリック / 評価基準 / チェックリスト / ベンチマーク / 国際バカロレア
研究概要

インターネットを利用して様々な場面で用いられるルーブリックを大量に収集した。また、ルーブリックに関する文献調査を行い、ルーブリックの長所と短所、効果的な使用方法等についてまとめた。類似の語であるチェックリストとベンチマークとの違い及びルーブリックの特徴についても考察した。
ルーブリックを使用すると、次のような利点があると言われている。
・評価がより客観的で首尾一貫したものになる
・評価基準を事前に示すことで、児童生徒はどのように評価され、どのようなことが期待されているかが分かり、不安が減り、学習が促進される
・学習の進歩を測定するための判断基準となり、児童生徒や保護者に対する学習進捗状況の説明責任を果たすことが容易になる
しかしながら、ルーブリックがあれば直ちに誰でも客観的で首尾一貫した評価ができるというわけではなく、やはり評価者を対象にしたトレーニングが必要であるということが多くの利用者から指摘されている。そこで、海外のウェブサイトから教師の研修で使われているサンプルを紹介した。具体的な生徒の作文に対するルーブリックによる採点のトレーニングができるような仕組みがなされているものである。
海外ではルーブリックをプロジェクト学習で利用することがある。平成14年度から小学校と中学校で導入された「総合的な学習」でもルーブリックの活用が有効であると考え、同様な課題追究のプログラムを有する国際バカロレアの中等教育課程のパーソナルプロジェクトの評価方法と評価基準を紹介した。
最後に、インターネットを利用することによりルーブリックが入手できる主な海外のウェブサイトをまとめ紹介した。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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