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18世紀オート=ノルマンディー地方のマレショーセの研究

研究課題

研究課題/領域番号 13610454
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 西洋史
研究機関長崎大学

研究代表者

正本 忍  長崎大学, 環境科学部, 助教授 (60238897)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2001年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードマレショーセ / 治安 / 裁判 / 軍隊 / フランス / アンシァン・レジーム / ノルマンディー / マレショーゼ
研究概要

マレショーセは、アンシァン・レジーム期フランスにおいて、主として田園地帯、幹線道路上の治安維持を担う軍隊組織であり、同時に、プレヴォ専決事件を最終審として裁く裁判組織(プレヴォ裁判所)でもある。18世紀のオート=ノルマンディー地方のマレショーセについて、当該研究期間に得られた成果は主として以下の3つである。
第1に、マレショーセの組織(人的編成、成員、組織運営)について、2度の研究会・学会報告を経て、「ある地方警察の誕生-オート=ノルマンディー地方の新生マレショーセの創設-」のタイトルで論文にまとめた。学会誌に投稿するため、現在、構成、内容を再検討中である。
第2に、18世紀前半期の成員リスト(仏文)を作成した("Liste du personnel de la marechaussee en Haute-Nomandie(1720-1750))。近く公にする予定である。
第3に、ヴァンセンヌの陸軍歴史課文書館の史料「マレショーセの職務に関する訓令」(5部構成5分冊)の主要部分を読み終えた。第4部が欠落しているものの、この史料は警察組織、裁判組織としてマレショーセが担うべき役割を具体的に示しており、今後の我々の研究に欠かせない史料である。
以上の3点については、研究成果報告書に掲載した(「訓令」については目次のみ)。
また、平成13年夏と平成14年夏、フランスに赴き、現地の公文書館でマレショーセの職務(裁判管轄・訴訟手続、警察活動、裁判所の活動)に関して史料を読み進めた。さらに、平成14年11月からは文部科学省の在外研究(10ヶ月間)の機会を得て、フランスでの史料収集をさらに進めることができた。これら現地での作業の成果は、近く、論文や史料紹介として公にするつもりである。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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