• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

日常語化した専門語(新語)の語彙的構造の研究

研究課題

研究課題/領域番号 13610493
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 国語学
研究機関武庫川女子大学

研究代表者

佐竹 秀雄  武庫川女子大学, 文学部, 教授 (90099911)

研究期間 (年度) 2001 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード新聞投書欄 / 語彙調査 / 専門語 / 新語
研究概要

この研究は、新聞の投書欄の語彙を対象として、一般の現代人が日常生活で使用する語彙において、どのような専門語が新しく流入しており、そこにどのような語彙変化の特徴が見られるかを分析したものである。
投書欄の語彙を調査した結果を分析したところ、度数の低い語に専門的な語彙が認められたが、それらの中心となるものは、外来語を中心とする片仮名語群であった。そこで、固有名詞を除く外来語について分析を行った。その結果、上位の語では、メディアに関する語や社会的な問題とかかわりの深い語が多かった。そして、それらのうち、社会的な問題に関連する語に専門的な新語があることがわかった。他方、度数の低いものでは、医学に関する語、経済関連の語、社会福祉に関連する語などが見られたが、これらの多くはなんらかの意味で、社会的な問題とかかわりをもっている。そういう意味で、専門語の新語は社会的な問題とともに、一般化してくることが予想される。
専門語が日常語化する場合、基本的に外来語のように外部から新たな概念として流入してくるものが多いことが明らかになった。そして、その事実に応じたことだが、度数の比較的低い語に多く見られる。また、日常語化するからには、当然、日々の暮らしとかかわりが強いわけで、社会的な問題とともにその一般化が進んでくることも明らかになった。そして、報告書では、そのような条件に当てはまる語を抽出した。それらが日常語化する専門語(新語)と呼べるものである。

報告書

(4件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 佐竹 秀雄: "新聞投書欄の片仮名表記"武庫川女子大学言語文化研究所年報. 13. 5-17 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐竹 秀雄: "新聞投書欄の度数順語彙表"武庫川女子大学言語文化研究所年報. 14. 51-68 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Satake Hideo: "Indication by the katakana in the newspaper readers' column"Annual Report of Research Institute for Linguistic Cultural Studies. 13. 5-17 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Satake Hideo: "The frequency order vocabulary table of the newspaper readers' column"Annual Report of Research Institute for Linguistic Cultural Studies. 14. 51-68 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐竹秀雄: "新聞投書欄の度数順語彙表"武庫川女子大学言語文化研究所年報. 14号. 51-68 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 佐竹 秀雄: "新聞投書欄の片仮名表記-1999年の新聞3紙を資料として-"武庫川女子大学 言語文化研究所年報. 13号. 5-17 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi