研究課題/領域番号 |
13610553
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語・英米文学
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研究機関 | 中央大学 (2002) 筑波大学 (2001) |
研究代表者 |
バーフィールド アンドリュー (BARFIELD Andrew) 中央大学, 法学部, 助教授 (10280900)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 学習者によるライティングデータのコーパス / インタビューによる事例研究 / 語棄連結(コロケーション)の発見と抽出 / 予備実験 / 語彙連結の口頭発信 / 意味的透明性 / 語彙連結の重要性 / 意味の希薄化 / データ / 分析 / 具体的な考察 / 教授方法 / 実験 / 研究発表 / コーパス / 事例研究 / 困難点 / 予備調査 / コロケーションへの注目、その取り出しと産出 / 適切なリソース / 訓練計画 / 戦略的な見出し語リスト |
研究概要 |
平成14年度の研究実施要綱 平成13年度においては、約10万語のコーパスを構築し、学生が選択した関連URLリストを作成した。学生に対しては(a)読解においてどのように語彙連結(コロケーション)を見つけ、抽出しているか、(b)語彙連結を発見・抽出・分析する際に、どのような問題点があったかについて、の2点に関して詳細なインタビュー調査を実施した。また、1クラスを対象に予備調査を実施し、特定のテキストからどのような語彙連結を学習者が抽出するのか、その文章を要約する際に、どのような語彙連結を用いるかを調べた。この予備調査は平成14年冒頭にも実施し、計86人の学生に対して行われた。この調査により、語彙連結の発見・抽出・再生について、いくつかの重要な知見を得ることができた。時間的制約により、平成14年度の研究は、収集したデータを分析し、そこから明白な結論を出すことに焦点を当てた。得られた知見としては、さまざまな「動詞+名詞」形式の語彙連結が意味的に透明であること、テキストの内容を伝える際、語彙連結が中心的な役割を果たしていることなどが挙げられる。また、連結習得が進む上で、こうした表現における動詞の意味の希薄化が、重要な過程であることもわかった。100ページの報告書では、こうした点以外の実験結果について、考察およびまとめをしている。本実証的研究に重点を置いたため、ホームページ上に学習教材を構築する作業は遅れているが、そうした教材を構築するための理論的基礎は明確にすることができたと言える。
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