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アンドレ・ジッド草稿研究

研究課題

研究課題/領域番号 13610609
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 仏語・仏文学
研究機関九州大学

研究代表者

吉井 亮雄  九州大学, 大学院・人文科学研究院, 助教授 (40200927)

研究期間 (年度) 2001 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードアンドレ・ジッド / 狭き門 / 校訂版 / 草稿 / 実証研究 / 生成学
研究概要

研究期間における成果としては,アンドレ・ジッド『狭き門』の本文・異文の精密な一覧を作成したことと,同作品にかんする書評類の分析および関連書簡の具体的調査との2つに大別される。
まず前者としては,パリ大学附属ジャック・ドゥーセ文庫所蔵の初期草稿やパリ国立図書館所蔵の自筆断片稿・タイプ完全稿等にもとづき作成していた『狭き門』の本文および異文の暫定的な一覧を,新発見の雑誌初出テクストの校正刷を参照・調査することで,さらにいっそう精密なものとした。これによって『狭き門』のテクストがどのように生成し変化していったかが,いっそう容易にとらえられるようになった。
また初年度・第2年度に収集した書評類の分析によって『狭き門』にたいする初期の受容傾向を大まかに把握するとともに,関連未完書簡の具体的調査にかんしては,各年度ともフランスで実地調査をおこない,ドゥーセ文庫所蔵の書簡数百通の筆写を完了した。現在はこれらの書簡に付注するための文献的・実証的調査を進めている。
いずれの資料体も『狭き門』の生成や受容にかんする第一次資料として決定的な重要性をもつものであり,すでに少なからぬ新事実が発見・解明されている。

報告書

(4件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 吉井亮雄: "『狭き門』初出テクストの校正刷"ステラ(STELLA). 第22号. 139-148 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] AKIO YOSHII: "ON THE CORRECTED PROOFS OF THE FIRST PRINTED TEXT OF "LA PORTE ETROITE""STELLA. N゜. 139-148 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2003 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 吉井亮雄: "『狭き門』初出テクストの校正刷"ステラ(Stella). 第22号. 139-148 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 吉井亮雄: "「紙のドラゴン」と偽りの遊戯"ステラ. 20. 169-176 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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